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1: 恋する名無しさん 2012/10/12 21:19:28
誰か聞いてくんね?


https://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1552131136/

聞きたい


3: 恋する名無しさん 2012/10/12 21:21:22
どうぞ


5: 恋する名無しさん 2012/10/12 21:22:50
成就してはいないんだがまあ聞いてくれ


7:  2012/10/12 21:25:46
俺(山口) 
高3 真面目なイジられキャラ。生徒会とかやってる。 

想い人(和歌山妹さん) 
高3 双子ちゃん。姉妹揃って学校のアイドル。俺とは違うクラス


8:  2012/10/12 21:32:18
きっかけは今年の1月の暮れだ。 
昼休みに廊下で友達とダベって、教室に戻ったら「山口くんの席だよね?」って書いてあったんだ。 
俺のがっこ、時間割自由に組めるから移動教室が多いんだ。 
誰かが俺の机使って、そんときに書いていったんだろう。 

俺はストライプ柄が病的に好きで、学校に着ていく服とか鞄とか大概全部ストライプなんだよ。 
そんなナリで生徒代表挨拶とかするから、まあ全校生徒俺のことは「なんかイタイ奴」として知ってるわけ。 

それで、椅子にかけてた上着と、机に掛かってたカバンがストライプだったから、相手も俺の席と特定できたんだろう。 

俺は古風にも文通が趣味だからすっげえテンション上がったんだ。 
そして「そうだよ。どなた様?」って俺の机に書いたんだ。


9:  2012/10/12 21:39:00
で、次の日学校行ったら机の字が消えてやがんの。 
担任が消したんだろうな。マメな先生だから。 

ちぇー、まあいっかーとか思ってたんだけどやっぱり気になって、 
俺、自分の教室以外で授業受けるときは必ず「山口の席なりけり」って書いてから移動するようにしたんだ。 

んじゃあある日移動教室から帰ってきたら机の上に紙が置いてあんの。 

やった。手紙で返事きたか、とか思ってその紙みたら和歌山さん妹の小テストだった。3点だった。 

なんだ忘れもんかよ。 
でも、あれかいたの和歌山さん妹かもしんないな、と思って妹さんの教室に届けにいったんだ。


10:  2012/10/12 21:47:06
んで、教室見渡しても妹さんがいねえから近くにいた子に 
「和歌山さんは?」って聞いたら「休みだよ」って言われたんだ。 
じゃあしゃあねえわなと思って小テスト持って教室に帰った。 
和歌山さん姉とは同じクラスだったから、姉のほうに「これ妹さんに渡しといて」って言って渡した。 

妹さんに「あれ書いたの君?」ってきこうと思ってたのにきけなかったからなんかもやもやしてさ、俺、ちょっと前から微熱あったの利用して早退したんだ。 

妹さんが俺がやってるSNSやってたの思い出したんだよ。 
俺のケータイネットできなかったから、家帰ってパソコンつけてメッセージ送信したんだ。 

「風邪ひいてるときにごめん。俺の席に『山口君の席だよね?』ってかいたの君?違ったらすげー恥ずかしいんだけど」 

って内容のメッセージを送った。 

そしたらしばらくしたら「ふふ」ってだけ書いたメッセージとメンバー申請が届いたんだ。 

俺は「?」ってなった。 



見てくれてる人いる?


11: 恋する名無しさん 2012/10/12 21:50:16
まず高3で初恋ってどゆこと? 
女に興味なかったのか?ー


12:  2012/10/12 22:01:04
なかったことはないけど、女子を友達としてしか見れなかった。 
恋愛小説とかもすごい好きなんだけど、そのせいで余計恋愛を空想みたいに思ってたんだ。 
でも、ずっと「だれかといつか相思相愛になれたらいいな」っていうのは強く思ってた。 


おれがぽかーんとしてるとまたメッセージが届いた。 

「山口君、正解。山口君、いつもみんなの前で挨拶するのすごい上手だなっておもって、すごく尊敬してます。それを伝えたくて書きました」 

見たいな内容だった。 
俺のメッセも彼女のも、ほんとはもっともっと長いよ。 

とにかく彼女は俺の生徒代表挨拶とか行事の司会進行をベタ褒めしてくれたんだ。 

すっげー嬉しかった。 
こんなにきちんと聞いてくれてる人がいたんだって。 

それまで俺は妹さんと一度も話したこともなかった。 
俺は美人を見るとまず萎縮するんだ。 

和歌山さん姉とは席番号近いからよく話したけど、なんだか姉はすごい落ち着いてる人で、大人びてて、計り知れないひとだと思ってなんかびびってた。 
それもあって俺は妹さんもなんとなく苦手だったんだが、この時、惚れた。 

なんでと聞かれたらわからん。 

美人にちょっと褒められたからだ、と最初思ったんだが、よくよく考えれば、常日頃から姉さんも俺をよくベタ褒めしていた。 
「いいお父さんになるね」とかなんとか。


13:  2012/10/12 22:11:13
まあ十中八九、シチュエーションに負けたんだと思う。 
机に書置きってなんか素敵でしょ。 

で、とりあえずこのときのやりとりはそれで終わったんだ。 

でも俺はこの時は必死に自分が彼女にほれたことを否定してた。 
相手はものすごい美人だ。 
どんな人かはよく知らんけど、 
和歌山さん姉はめちゃくちゃ多彩な人だから多分妹さんもそうだろうなと思ってた(事実そうだった)。 

それに対する俺はどうだろうか。 

外見がかっこいいでもない。スポーツができるでもない。 
勉強も普通。 

それと、自分でいうのもなんだが、俺はなんだか世間ズレしている。 
テレビもほとんど見ないし、流行の歌も知らないし、服のセンスは前述の通り変態的なまでにストライプづくしだ。 
恋愛にも疎い。 

当人たちは隠していたわけでもないクラス内のカップルの存在に何故か俺だけ気付いていなかったこともある。 
結構なかのいいやつだったんだけど、「え?きみら付き合ってたの?」って言ったら周りの奴が爆笑してた。 
「さすが山口!」 

こんなやつがあの子と付き合えるわけがない。そう思った。


15:  2012/10/12 22:18:51
誰かいるならバンバン口挟んでくれ。寂しいから。 


でも、何せ初恋だ。 
押し殺すような器用な真似ができるわけもない。 

で、バレンタインデー。 

俺は彼女が俺の机を使う授業の直前に俺の机にお菓子をつめこみ、机に「受け取ってください」と書いた。 

我ながら意味わからん。男ですよ俺は? 

次の休み時間に妹さんが俺のところへ来て、「ありがとう!これ、私もあげる」と言ってカップケーキをくれた。 
もちろん俺の為につくったものじゃない。 

女子っていっぱいお菓子作ってきて交換するじゃん? 
つまり量産型を一ついただいたにすぎないわけだ。 

無論、死ぬほど嬉しかったが。 

しかしまあ直接話せないから机に入れるという大正時代の乙女みたいな作戦にでているのに、喋りかけられてもだな。。。 
「あ、ありがとう」 
これが精一杯だった。 

一応言っておくが俺は女子と話せないとかではない。 
イジられキャラだけあって女子とも普通に話せる。 
「山口としゃべってると男子と喋ってる気しないわ」 
これは俺と仲良くなった女子が必ず言う台詞だ。 
今思えばだが、こういうのもあって、俺の初恋は高3になったのかもな。


16:  2012/10/12 22:24:48
バレンタインのお菓子を渡したのはいいんだが、それでなんなの?という話だ。 

「いっそ玉砕するか」 
俺は腹をくくった。 
いや、くくれんかった。 
フラれるに決まってるからだ。 

でできた恋文がこれだ。 

「好きです。返事はいりません。怖いし。 
貴女は優しいから、なんかこう、優しい慰めをいってくれそうな気がしてならないんですけど、マジで無視してください。 
身の程は弁えているつもりです。俺はダチョウクラブじゃないので。マジで。」 

我ながら情けないが、言い逃げしたのだ。


17:  2012/10/12 22:33:10
困ったことに返事が来た。 
「自分をそんな風に言わないで。すごく素敵な人なのに。次会うときは笑顔で話してくれるとうれしいな」 

これだから 美人は嫌なんだ。 
綺麗にあしらってくる。 
しかも余計に惹きつけるような文章で。 

わかってたから返事いらないっていったのに。 

「返事しないでと言ったじゃないか。いや、俺がヘタレなのが悪いんですけども。もうどうしていいかわからん」 

あろうことか思っていることをそのまま返事として送った。 
フラれたんだから黙ってりゃ良いのに。


18:  2012/10/12 22:40:57
で、翌日。 
一つだけ彼女と同じ教室でうける授業があったんだがきまずいのなんのって。 
お互い言葉は交わさず。 

まあ元から喋ったことなかったから当たり前なんだけども。 

急に罪悪感が湧いてきた。 

当たり前な話だが彼女は別に悪くない。 
俺が勝手に好きになって勝手に告白して、勝手にフラれたのだ。 

その彼女にあのメッセージは、無礼にもほどがある。 
そもそも彼女とてほれられるとは思ってなかったのだろう。 

俺はホモ説が浮上するくらいに、恋愛感情がないと思われてたから。 
姉さんから俺のことは聞いていただろうし、まさか告白されるとは思ってなかったんだろうと思う。 

繰り返しになるが、恋愛願望はあったんだよ俺は。 

話が逸れたな。 
とりあえず俺が悪い。 
謝ろう。 

ってことで、その翌日の夜にまた彼女にメッセを贈った。 

「一昨日はごめん。平謝りしかできないけど、ごめん」 

みたいな。 
。 
「いえいえ。昨日、ずっとどうしたらいいかわからなくて一回返事作って消したし。私は山口くんともっと仲良くなりたい」 

って返ってきた。 

はい、撃沈。 

「もういいや。片思いでも何でもいい。好きです。すんません。そのうち頑張って話しかけます」


19:  2012/10/12 22:46:24
こういうことがあって俺は叶わぬ恋でもなんでもいいからもがくだけもがくことにした。 

したんだが、やっぱり彼女を前にすると緊張する。 

全校生徒1200人の前では何の問題もなくしょうもない演説をペラペラ垂れ流せる俺の舌は、彼女一人の前だと微動だにしない。 
学校で彼女と会っても目礼しかできない。 

会話など不可能だ。 

ちなみに、俺は妹さんに「姉さんには黙っておいてくださいよ。ってか誰にも言わんでください。羞恥心で死にます」と言っていたが、 
妹さんは姉さんに相談していたらしい。 

まあ俺もアホじゃないから(アホだけど)知ってるだろうなとは思ってた。 
だから余計に姉さんのことは苦手に思ってた。


20:  2012/10/12 22:56:46
で、とうとう三学期もおわっちゃって、春休みだ。 
あ、さっき三年って言ってたのは今の話な。 
この時点では高2。 

そんなカンジが続いて、学年末テストも終わった。 
細々とSNSのメッセのやりとりだけが続いた。 
そんときに「俺君のおねえさん苦手なんだ。被害妄想なんだけど、見透かされてるかんじするんだよね」って言ったんだよ。 

じゃあ終業式の日、体育館で体育座りしてたら後ろから和歌山さん姉が俺の背中をつついて 
「見透かされてるかんじ、する?」 
って言ってきた。 
俺は言葉を失った。 

妹さんめ。やはり言ってやがったか、とか思いながらもテンパりまくり 
「別に悪意を込めて言ったのではなく、寧ろ逆で大人びてて怖いというか」 
字別する俺。 

「あはは」 
楽しそうな和歌山さん姉。 

なんとか家まで帰って妹さんにメッセ。 

「言わないでっていったでしょう」 
「ごめんごめん」 


で、ろくすっぽ会話もできないまま春休みに入ってしまった。


22:  2012/10/12 23:01:39
学校がない。 
会えない。 

会ったって話できないんだが、会えないと会いたくなる。 


で、デートに誘った。 
我ながらビックリだ。俺にこんな度胸があるとはな。 

「学校じゃなかったら貴女と話せる気がする。どこかで会ってもらえませんか?」 

「返事、迷ったけど、会ってみないと山口君のこと知れないしね」 

以外にもあっさり承諾された。


23: ボナンザ ◆BONAR/zz/w 2012/10/12 23:04:51
濃厚な山口スレ


24:  2012/10/12 23:09:30
で、承諾されたのはいいんだけど、デートってどうやんの?どこいくの?服装は? 

「喫茶店はどう?」 

「喫茶店て(笑)余計に緊張しそうじゃない?」 

「水族館はどう?」 

「私魚苦手なんだー。ごめん!」 

「ショッピングモールは?」 

「高校の友達いっぱいいそうじゃないかなあ?」 

駄目だ。経験地0の俺には手におえない。 

でどうしたかっていうと、向かいのマンションに住んでいる従姉に土下座した。


25:  2012/10/12 23:15:48
正直この従姉は俺は苦手なのだが、頼れるのは従姉しかいない。 
友達には口が裂けても好きな人ができたなんていいたくない。 
恥ずかしいんだもの。 

「デートってどうするの?喫茶店かっこ笑って言われたんだけど」 
「喫茶店って…お前はどこの昭和人間だ。カフェに誘え」 
「一緒じゃねえか!」 
「違うわボケ、殺すぞ」 

で、結局おれは従姉に教わったカフェ「おとぎ喫茶アブラカタブラ」(店名は文字った)へ行くことにした。 
「喫茶って書いてるじゃねえか」 

そう思いつつも従姉を信じ 
「カフェはどうかな。『おとぎ喫茶アブラカタブラ』っていう店があるらしいんだけど」 
とメールを送った。 

すると 
「アブラカタブラ、検索してみた、すっごい可愛い!ここがいいな!」 
いいのかよ。 
これは世間ズレしている俺が悪いのか?


26:  2012/10/12 23:19:04
で、だ。 
とりあえず日程と場所は決まったが、まともな服を持ってない。 
いや、ストライプの服一点ずつはけしてへんな服ではないんだが、まともな一式がないというか。 

従姉は普段の横柄さからは創造できぬほどに世話を焼いてくれた。 
服も買ってくれたし靴も鞄も買ってくれた。 
「百倍にして返せよ」 
「がんばるよ」 

で、当日だ。


27:  2012/10/12 23:33:56
俺と彼女の家は駅二つ分はなれているんだが、とりあえず彼女の最寄り駅で待ち合わせをした。 

で、俺は20分くらい前に待ち合わせ場所についたんだが、 

そこにきたのは和歌山さん姉だった。 
双子だからそっくりだけど、流石に好きな人の顔くらいわかる。 
「ほわい!?」マジでほわいって言ってしまった。 
なに?ドッキリ? 

「あれ?山口君、あの子ホームの方行ったよ?」 

「え、あ、そう?ありがとう」 
よく分からないまま俺は走ってホームの方へ逃げた。 
なんぞ?なんぞ? 

駅のホームへ行くと確かに妹さんはいた。 
「あの、今お姉さんと会ったけど…」 
「ええ?」 

すると俺が降りてきた階段から姉さんが降りてきた。 
何、ついてくるの?そんなアホな。 

「なんでくるのよー」 
「私は別に用事があるもん」 

本当に姉さんは用事があるらしく、来た電車にさっさと乗り込んだ。 

「山口君、違う車両のろう」 
「ああ。うん」 

心底ほっとした。


28: 恋する名無しさん 2012/10/12 23:37:37
続き気になる


29:  2012/10/12 23:42:53
電車はすいていて、二人とも座れた。 

隣に妹さんが座っている。やばい。 
これは犯罪じゃないのか。 
こんなんいいの? 

かなりテンパっていたが、なんとか会話はできた。 
「山口君、ほんとに学校だと話してくれないね」 
「あー、うん。なんでだろね。話したいんだけど」 

無論緊張しまくっていたが、沈黙の方が怖いので常に喋っていた気がする。 
で、なんとか目的地にたどり着いた。 

おとぎ喫茶というだけあって、かなり可愛らしい店だった。 
俺はカレーを食べた。 
彼女は、えーっとなんだっけな。 
多分サラダとパンのセットを食べてた。 

で、従姉に言われたのが「ホットケーキを頼め」だった。 
器が非常に可愛いらしいのだ。 

「山口君、猫舌?」 
「あ、うん。超猫。あの、ええと、ホットケーキたべない?」 
「うん。食べよう食べよう」 

たいへん不自然だがなんとか注文した。 
あほなことに一つしか注文しなかったんだが、これが功を奏して半分こした。 
彼女も「可愛いね」とか「美味しいね」とか言ってた。


30: 恋する名無しさん 2012/10/12 23:50:17
好きな人と電車で隣!! 
いいなぁー


31:  2012/10/12 23:54:43
ご飯を食べ終わってからイロイロ話をした。 
お互いの趣味とか。 
俺はさっき言ったように文通が趣味だ。あと読書。 
今はヘッポコだが、いつか作家になろうと思っている。 
こんなんどうでもいいな。 

彼女の趣味は写真をとることと料理をすることと、あと語学。 
外国の文化に興味があるんだってさ。 
なんかもう、すごいよな、本当。 

で、話もひと段落して、 

「こ、これから、どっかいく?」 
「どっちでもいいよ」 

笑顔だったから、俺は了解ととった。 
で、会計。 
従姉には「フラれたんだろ?絶対に奢るな。重い」と言われたが、男として払わんわけにはいかん。 
サイフを出して払う払うと言う彼女を無視して会計をした。 
先述の通り昭和人間の俺は好きな女子に金を出させるというのは我慢ならんわけである。 


結局ショッピングモールに行って、小物屋さんとか、食器屋さんとかを見て回った。 

彼女が「これかわいー」とか言っている食器を見る限り、案外、趣味はあうようだな、とうぬぼれたりした。 
で、時間も経って、お開きになって、一緒にまた彼女の最寄り駅へ帰った。


32:  2012/10/13 00:03:31
で、駅。 

「あ、あの、言いたいことがある!」 

彼女は俺のほうを見た。 
やばい、わかってたが美人過ぎる。怖い。 

「あの、だからなんだよって話なんだけど」 
まだ予防線を張る俺。 
「口で言わないと、と思って。そのやっぱり俺は、君が好きだ」 
なんも言うなよ。 
だからなんだよって話なんだけど、っていったからね。俺言ったからね。 

「ありがとう」 
はい、フラれた。2回目。 
曰く、中学を卒業してすぐ、彼女は仲の良かった男子に告白されたんだそうだ。 
彼女はそれを受け入れた。 
その男子はラグビー(だっけ。忘れた)かなんかで推薦で遠くに引っ越した。 
遠距離恋愛だな。 
彼女は友達としてはその男子が好きで、付き合ってるうちに恋人として見れるかなと思ってたけど、 
そんなことはなかった。 
それを伝えると、男子は「それならもっと早く言って欲しかった」と言ったらしい。 

で、そのせいで今は恋愛に慎重になってるから、ごめん。


33:  2012/10/13 00:11:53
真白ですよ。もう。 

「ああ、いや、その付き合ってってことじゃないよ。そんなの幸せすぎて耐えらんないし」 
嘘では、ない。 
彼女とメッセの交換だけしてれば、まあ、幸せ、だったし。 

そんなかんじでその日はお開き。 

家に帰ってから思った。 

俺は予防線を張った。 
でも彼女はそれを飛び越えてフッた。 

あれれ。 
これ、もう全部終わりじゃないの? 
メッセもダメじゃないの? 

俺はパニクった。 
どうしよう。やばい。 

結果、奇行に走った。 

「あの、あれってもう全部終わりってこと、かな?もし、俺がまだ嫌われてないなら、俺の恋人(仮)になってはくれまいか。 
好きでいてくれなくったっていい。何にも言ってくれないで良い。貴女が俺を嫌いになるまで、貴女に誰か好きな人ができるまで、俺を、とりあえず恋人って思ってはもらえないだろうか 
さっきはああいったけど、貴女と一緒にいたい。ドン引きだろうけど、いっそ結婚したいくらいの気持ちだ。」 

これを、送った。 

西野カナどころのさわぎじゃねえ。 

贈った瞬間死にたくなった。


34:  2012/10/13 00:15:12
しかし俺の自殺願望はさらに指数関数的に増加する。 

贈った瞬間、彼女から入れ違いでメッセージが届いた。 

「今日は楽しかったです。ありがとう。これから受験受験ってなるけど頑張ろうね!」 

別に彼女は「全部終わり」とは言ってなかったのだ。 

やっべえ自爆した。 
俺は即座に追伸を送った。 

「ちょっと待って!今のメッセなし!なかったことにして!」


35:  2012/10/13 00:20:13
まだ見てくれてる人いる?まあとりあえず書く。 

20分後くらいにメッセが届いた。 

「今の山口君の手紙、すっごいうれしい。泣きそうになった。 
本心から言ってくれてるのがすごい伝わったし。 
でも、ごめん。今は自分の事に精一杯だから。 

山口君とはなんでも話せる様な仲になれたらなって思う。 
これ、山口君にはつらいなら、ごめん。 

山口君は自分では不釣合いってずっというけど、そんな風に思わないで。」


36:  2012/10/13 00:26:09
振られた。3回目。 

「辛くない。俺は貴女が俺のほうへ寄り道する余裕ができるまで友達として待ちます。貴女が許す限り、片思いします」 
いやつらいけどね。辛いとはいえないですよ。 

「ありがとう。また山口君のメッセージ、楽しみにしてるね」 

後日従姉に首尾を報告しこっぴどく叱られた。 
「アホかお前は。何故告白する。どうやったら知り合って2ヶ月たらずで三回振られる?奇跡な。奇跡」 

まあ、アホなんだよな。


37:  2012/10/13 00:33:17
で、新学期。 

和歌山姉妹のどちらとも違うクラスになってしまったが、 

案外世話焼きだった従姉が次なる一手を授けてくれた。 

「私、その双子に会いたい」 

「はあ?」 

「私がどうしても会いたいって言ってるって行って誘いだせ」 

「あ、うん?」 

もはやわけがわからんが、藁にもすがる思いで俺は従姉の言うとおりにした。 

俺はよく従姉の奇行を話のネタにしていたので、和歌山さん姉妹は従姉のことは一応俺から聞いて知っている。 

和歌山さん姉妹にメッセを送った。(お姉さんのメアドは知ってた。同じクラスだったから) 

「うん私達もお姉さん(従姉)に会いたい」 

またも、了承された。


41:  2012/10/13 08:53:00
従姉のむちゃくちゃな案に乗っかって、 
和歌山さん姉妹と俺と従姉という意味のわからん面子でアブラカタブラへいくことになったわけだが、 
冷静になって考えると、従姉をあの姉妹に会わせたくない。 
基本的に俺の家族親族はみんな変人なんだ。 
先述の通り俺も世間ズレしてたりストライプ柄に執着する変態なわけだから、それが育った環境もそれなりなわけだ。 

しかしまあ、今更従姉に来るなとはいえないし、和歌山さん姉妹は従姉に会いたくてくるわけだから、もうどうしようもない。


43:  2012/10/13 09:03:05
で、当日。 
アブラカタブラに現地集合だったんだが、 
和歌山さん姉妹がなかなか来ないから和歌山さん姉に電話してみたら、道に迷ったらしい。 
うん。お姉さんの電話番号は知ってるんだよ。同じクラスのよしみで。 
妹さんのケータイのアドレスも番号も知らないのに。 

でまあ、俺が姉妹を迎えにいって、アブラカタブラへ行った。 
席へ座るとき、姉さんのほうが妹に「山口君の向かいに座りなよ」とか言っていた。 
妹さんは「いいの!」とか言ってて、結局俺の向かいには姉のほうが座った。 
まあなんでもいいですよ。 


従姉は「わあ可愛い子!ちょっと、あんた。いい学校生活送ってるなー」 
とおっさんみたいなことを言っていた。 
なんべんも言うけど、ほんとに美人なんだよ。惚れてる俺の贔屓目ではなく。 

姉妹は従姉に大学入試の質問とか大学ってどんなかんじかーとかを質問していた。 

食事も終わって、ちょっと歩いて街のほうへいって、また小物屋とかを見て回った。


44:  2012/10/13 09:13:54
ありがとう。一人でも見てくれてるみたいでうれしい。 
書きにくいから、下の名前とかも言っとくわ。もちろん偽名だけど。 

俺 山口明幸(あきゆき) 
妹さん 和歌山空(そら) 
姉さん 和歌山桜(さくら) 
従姉 北野真奈美(まなみ) 

で、小物屋で空さんが「これかわいー」って指輪を見てたんだ。 
従姉が「うん。似合いそう。空ちゃん。それ、明幸に買ってもらい」 

「え、いいですいいです!」 
キョドる空さん。 
「さあ明幸、レジへ行け」 

2000円くらいだったかな。まあ、買った。 
今思えば俺はなんてことをしたんだって思うな。アホか。 
そんなに気に入ってなかったのかもしれんし。 
ほら、女子ってとりあえず「かわいー」っていうじゃん。 
以後彼女が俺が買った指輪をつけてるのを見たことがない。多分これはひかれたな。 

「桜ちゃんも明幸に何か買わせておくといいよ。休日にこんなアホにつき合わされてるんだから」 
桜さんは「い、いいですいいです」とか言って、結局何も買わなかった。


45:  2012/10/13 09:25:04
で、だ。 
小物屋をでて、アイスたべたりして、二時過ぎくらいに真奈美が「あ、私ヤマハのレッスンの時間だ」 
とか言って帰った。 

真奈美が帰ると、桜さんが 
「えーっと、帰ろうか?」 

「え」 
真奈美が帰ったらもうお開きですか。 

「あ、違うよ。私が。お邪魔でしょ」 
桜さんは気を使っていたようだ。 
しかし空さんは「か、帰らなくていいよ!」と言い 
俺もコクコク頷いた。 
学校にいると話せないわけだが、二人きりで話すのもこの時はまだすごい緊張してたんだ。 

俺と、空さんと、桜さんが肩を並べて街を歩いている。 

今世紀最大級に意味不明な図だ。 
高校の男子に見つかったら殺されても文句はいえない。 

生徒会長が学校の美人の双子連れて歩いてるって、マンガかよ、とか思ってた。


46:  2012/10/13 09:39:50
二人とそれなりに会話しながら「どこ行こうかー」とか言ってたら、 
空さんが「山口君、ドンキホーテ行ったことないんだってね」と言った。 
あ、俺は関東にすんでるんだけど、ドンキホーテって全国にある、よな? 

「ええ、すごいな山口君。ドンキホーテ行ったことないの?」と笑う桜さん。 
「じゃあ行こうかー」 

俺もかなり方向音痴で姉妹もあまりその辺に詳しくないらしくて 
迷いながらドンキホーテに行った。 



ちょっと離れる。すぐ戻る。


47: 恋する名無しさん 2012/10/13 09:45:56
ドンキ何年か前にできた(田舎


49:  2012/10/13 10:04:06
ドンキホーテで 
空さんは「ウーパールーパー嫌い…」とか言ってたり 
桜さんはライトのスイッチ押したら振動するやつ(わかる?)にビビったりしてた。 

桜さんが「コスプレのコーナー行こー」とか言っていったんだけど、なんかやらしーのばっかで気まずくなってすぐ退散した。 
でまあそんなこんなで時間も経って、晩御飯食べに行った。


50: 恋する名無しさん 2012/10/13 10:10:00
いい感じじゃん


51:  2012/10/13 10:18:20
で、パスタ食べに行って三人でご飯食べて学校の話とか、普段何してるかとか、当たり障りのない話してたな。 

桜さんと空さんの声が微妙に違うこととか、性格も案外真逆なところとかわかって面白かった。 

で、会計。 

真奈美には「おまえ次奢ったら死ねよ」と言われていたが(指輪はかわせたくせに)、 
レジにたつとそうは行かない。 
男はわかってくれるよね…? 

サイフ出して「出すから!払うから!」と喚く二人をなんとかなだめてすかして会計をした。 
で、帰ろっか、ってなった。 

すると桜さんが「あ!私まだここに用事あるんだった!」 
「は?」って顔をする俺と空さん。 

「いや、全然!そういうのじゃないから!ほんと!用事あるから!」 
そういって桜さんは大通りのほうへ消えた。 

「べつに何にも言ってないのに」 
思わず口に出してしまい、隣の空さんは噴き出した。 

なんていうか、ほんとマンガみたいだった。 

マンガみたいじゃないのはこっからだ。


52: 恋する名無しさん 2012/10/13 10:19:50
wktk


53:  2012/10/13 10:21:45
せっかく桜さんが二人きりにしてくれたわけだが、だからなんだと言う話だ。 
告白しろってか? 
こっちは三回フラれてるんだよ。 

結局さっき三人でしてたような話を二人でしながら帰った。 
どころか、「山口くんはうちの高校で誰が一番カッコイイと思うー?」とか聞いてきた。 
「えーと、有馬くんと東くん」 
「あー、東くんカッコイイよねー」 

イジメ?イジメ? 
こんなかんじ。


55:  2012/10/13 10:29:30
で、帰った。 
やっぱりあそこで何かいうべきだったんじゃないのか的な後悔が押し寄せた。 

「今日はありがとう。楽しかった。指輪とか、押し付けがましくてごめん。 
やっぱり俺、貴女のこと好きです。あ、『へー』って思ってくれたらいいから」 

とメッセを送ると、また入れ違いでメッセが届いた。 

「今日はありがと。全部可愛かったし、楽しかったし、嬉しかった!真奈美おねえちゃんによろしく!ほんと、ありがとうね。」


56:  2012/10/13 10:33:51
ちょっと俺のメッセージそのまま載せるわ。 
もちろん名前は弄ってるけどな。 
いつもこんな感じなんだ。 
重いけど、まあ生暖かく読んでくれ。


57:  2012/10/13 10:38:09
こんばんは。 
今日はお忙しいのにどうもありがとう。 
このメールの文章は途中に「※」がありますが、この「※」がある部分は、「うわあ、引くわあ…」と思われるであろう部分です。 
先にこう言っておくことで予防線を張ろうとしています。※ 
今気付いたのですが、貴女が本当に引いたところに「※」が無かったら目も当てられないことになりますね。 
その時は「あ、付け忘れたんだな」と思ってください。※ 
今回もなんだかグダグダさせてしまってごめんなさい。 
しかも今日は一日中連れまわしてしまいました。 
前に貴女にした話と同じ話をし続けてしまったり、何度も道を間違えたり、移動中に黙ってしまったり。枚挙に暇がありません。 
しかしやはり今回も、私はたいへん幸せでした。 
幸せすぎてどうにかなりそうなくらいです。 
ちょっぴり詩的な表現をすると、「致死量の幸福」。※ 
無神論者の私も神様に感謝の祈りを捧げたくなるくらいに、今日はとっても楽しかった。 
しかしその神様というのが真奈美だというのですから、世の中って理不尽ですね。 
(#真奈美の持ちネタで「私、神だから!」ってのがあるんだ#) 

貴女は私がアクセサリーのお金を出させていただいたとき、お優しくも「ごめんな」と仰った。 
けれども謝るべきはどう見ても私です。 
貴女が買おうとしたものを私が奪って会計を済ませて、貴女に押し付けた。 
なんという我侭な。 
ごめんなさい。 
それでもやっぱり、貴女に何か渡せたということは非常に嬉しいことです。※ 
しかしどうかその指輪を私が買ったということはお忘れください。 
真奈美の言ったとおり、せっかくの指輪にケチがついてしまう。 
あくまであの指輪は貴女が買ったのです。 
ところで帰り際の桜さんの計らいには驚きました。 
あんなにマンガみたいな気の遣い方を私は初めて見ました。 
なんとお優しい方でしょう。 
というか彼女はもしかして私が玉砕したことをご存知でないのですか?※ 
いや、この疑問には答えないでください。本当に。 
私は桜さんがせっかく気を遣ってくれたのだから、何か言わないと、と思いました。※ 
しかし私には、貴女にミラクルヘヴィメッセージを送ってしまった前科がある。 
そう思うと何も言うべきでないなと思って何も言えませんでした。 
直接言わなかったくせにまたも文章でこういうことを言うのはとっても情けないことだとは思うんですけれども、やはり私は貴女が好きです。※ 
もちろん、だからどうこうというわけではございません。※ 
私は貴女の友人でいられることを心の底から嬉しく思っています。 
もしかしたら私はこれからも貴女にこういうことを言ってしまうかもしれないですけれど、ええと、その、許してください。※ 
許せる限り片思いさせておいてやってください。※ 
これは前に言った「恋人(仮)にしてください」とかとんでもないことを言っているのではありません。 
「ただただ『へー、そうなんだ』と思っててください」という意味です。 
なんだかまたなにやら重い感じになってしまいましたが、そんなつもりではなかったのです。 
己が不器用さを呪います。もっと楽しい文章にしたかったのに。 
ともあれ、貴女とお話ができて、今日はとっても幸せでした。 
本当にありがとう。 
ではまた。


98: 恋する名無しさん 2012/10/13 22:29:01
私だったら男友達に>>57みたいなメールもらったら 
嬉しくて嬉しくてそれだけで付き合っちゃいそうw 
私自身が重いからかwww 

双子姉妹、いい子たちだね。


100:  2012/10/13 22:34:31
>>98 
ありがとう。 

ほんと、重いんだよなあ、俺。 

うん。和歌山姉妹はほんと、良い人達なんだよ。 

だから余計に、身分違いみたいに思うんだよね。 

…重いな


58:  2012/10/13 10:41:23
で、またメッセが返ってきた。 

「山口君らしいね。ほんとに嬉しいよ。そんなに幸せになってくれてよかった」


59: 恋する名無しさん 2012/10/13 10:44:49
長い。 
そして重い。


60:  2012/10/13 10:49:37
桜さんとも、「今日はありがとう」みたいなやりとりをした。 

でこのあとは特に進展らしい進展もなく、また学校で会って俺がガッチガチに緊張しながら目礼し、 
空さんが笑顔を返してくれる、たまにメッセージのやりとりをするいう日常が戻ってきた。


61:  2012/10/13 10:56:44
うむ。 
自覚はある。 


5・6月はとくになんにもなかったな。 
しいて言うなら授業参観に来た和歌山さんのお母さんが「こないだはありがとうね」と挨拶しにきてくれたくらいだ。 

あ、いや、あったわ。 

一回メッセが返ってこなかったことがあった。 
やべえ、ついに嫌われたか。俺が何をした。思い当たる節がありすぎてやばい。 

桜さんに「何か聞いてませんか?あ、俺がこんなん言ってるって空さんに言わんでくださいよ」と聞いてみた。 

すると桜さんが「今聞いたら、なんかウォーキング中にメッセージ見て、返すの忘れてたらしいよ」 
いや言わないでっていったじゃん。 

「で、ここで山口くんにプレゼント!」


62:  2012/10/13 10:58:48
メールをスクロールしたら、 
「はい!空のアドレス。ちゃんと許可とったから大丈夫だよー」 
こうして俺はやっとメアドを手に入れた。


66:  2012/10/13 11:15:50
で、7月の頭。 
俺の誕生日。 
朝起きると空さんから 

放課後、係りの仕事で教室で作業してたら空さんがきて、 
「誕生日おめでとう!山口君にとって素敵な一年になりますように」 

とメールがきていた。 
それだけでも嬉しかったんだが、放課後、ちょっと係りの仕事があって、 
教室に居残ってたら空さんがきて 
「誕生日おめでとう。これ、桜と二人から」 

といってプレゼントをくれた。 

「あ、ありがとう!」 

ストライプ柄の水筒だった。どこで売ってたんだこれ。 
すごく嬉しかった。今も愛用してる。 

返ってから桜さんにお礼のメールをしたら、 
「喜んでくれてよかったー。それ、空が選んだんだよ」 
と返ってきた。 

その後地元のやつらが催してくれた誕生会で顔面にケーキを叩きつけられて 
鼻血がでて顔が血とクリームで大惨事だったが、今年の誕生日が人生で一番最高の誕生日だったよ。


68:  2012/10/13 11:23:07
うん。メアドゲットもかなりうれしかったな。 


でだ、7月終盤は「最近なんだか眠れないんだ。進路が不安で」って空さんが言ってて、 
何故か家にあった「よく眠れるCD」なる怪しいCDをあげた。 
数日後、また桜さんが教室に来て、お礼にお菓子とディズニーのメモ用紙書いた手紙をくれた。 
手紙はサイフに入れてお守りっぽいかんじにしてる。 
自分で自分がこええ。


74:  2012/10/13 11:54:56
8月。 
こんどは和歌山姉妹の誕生日だ。 
この頃から俺は彼女と同じ予備校に通いだした。 
同じ予備校っていっても、映像授業を自由に受けに行くから、ごくたまに席がとなりになるくらいだった。 

夏休みだから、学校ではあえないので、予備校の近くに来てもらってプレゼントを渡した。 
可愛らしい革製品屋で店員に勧められるがまま購入したプレゼント(ストラップとか)を渡すと彼女はにこっと笑ってありがとう。 
って言った。 
桜さんのぶんも空さんに渡した。 

俺はこの時「またどっかへ誘ってもいい?」と聞きたかったが面と向かって話すのが久しぶりすぎて、 
全然話せなかった。 
美人過ぎるし。


75:  2012/10/13 12:03:50
で、結局また翌日にメールで「俺は貴女がすきなのでまたお誘いしても?」と送った。 

ら、「昨日はありがと。私は山口くんと一生お友達でいられたらいいなって思うし、 
またどこかへ誘ってくれるなら一緒にお喋りしたいけど、山口君はつらくないの? 
山口君のメールすっごい嬉しいけど、読んでてなんだか切ない。悪い意味じゃなくてね。」 

と返ってきた。はい。4回目。 

「一生お友達」。わかりやすい失恋ワードだな。 
ここまでされて諦めない俺はもうもはや正真正銘のストーカーだろう。 

「そりゃ辛いですけど、それでも好きなんです。幸せの方が大きいから、大丈夫です。じゃあ、そのうちまたどこかへ誘います。」


76:  2012/10/13 12:09:17
失ったもんはでかいが、得たもんもでかいな。 
さて何処へ誘おう、と思っていたら、 
またメールが来た。 

「そっか。じゃあ、うん。よかった。私も誘っていい?今度引っ越すんだけど 
、お母さんが、荷物が片付いたら山口君をよんで皆でご飯たべようって言ってるんだけど、いいかな?」 

うお、マジか。 
家?行くの?いいの? 

俺はもちろん「是非伺います」と返した。


77: 恋する名無しさん 2012/10/13 12:24:33
ん?引っ越し??


78:  2012/10/13 12:40:31
で、9月。 
彼女はAO入試だから、前みたいに一日中つれまわすわけにはいかないな、と思って、 
予備校の近くのドーナツ屋へ誘った。 

文化祭も終わって一段落して、平日の放課後に学校から二人で一緒に電車に乗って予備校の近くのドーナツ屋へ行った。 
二人であるいていると同級生にじろじろみられたが、 
空さんは誰にでも結構気さくに話す人だし、俺はホモ説浮上するくらいだから、 
翌日以降誰かに何かいわれるようなことはなかった。 

二人で他愛のない会話をした。 
この頃になると、二人きりなら緊張せずにはなせるようになってて、すごく 
楽しかった。 

ドーナツ屋のタダ券を真奈美に貰ったていたから、会計は大丈夫だった。 

で、家に帰って幸せだったなーとふわふわしていると、空さんからメールがきた。 
「今日はありがとうねー」 
「いやいやこちらこそー」 
みたいな感じでまた学校でーみたいな感じでやりとりは終わった。 


しばらくすると、またメールが来た。 
「やまぴとすっごい楽しかったよー」 


「「やまぴと」?ってなんですか?」と返すと、 

「ひー!ごめん!今お母さんとしゃべりながら桜にメールしようとしてたら間違えて送っちゃった!桜とたまに山口君のことやまぴって呼んでます(汗)」 
と返ってきた。 

俺も一度だけ友達に送るメールを間違えて空さんにおくってしまったことがあったので、まあ、あいこだ。 

まあでも、桜さんにメールするくらいだから 
ほんとに楽しんでくれてたのかな、と思えてすごい幸せだった。


79:  2012/10/13 12:50:11
あ、引越しはすぐ近くにだよ。 
二駅離れてたのが一駅になったんだ。 

自転車で10分くらいでいける距離になったんだ。 


で、今その家に誘われるのを待ってるところだ。 

こないだ「そろそろ片付きそう」って言ってて、今テスト期間でこっからはずっと土日は模試続くから、来月くらいかなあ、と思ってる。 
お父さんとかいたらどうしよう…とかいろいろ妄想してる。 
やっと書き終わった。


80:  2012/10/13 12:55:01
これからはなんかあったらこのスレで報告しようかなと思う。


81: 恋する名無しさん 2012/10/13 13:42:23
報告楽しみにしてる♪


83: 恋する名無しさん 2012/10/13 20:23:09
今日は何もないのか?


84:  2012/10/13 20:49:56
さっそくあった…。 

今ケータイ見たら桜さんからメールがあったんだ。30分ほど前。 
「今家にいる?」 

「ごめんなさい!今気付いた。います!」 

「さっき空とお母さんとウォーキングしてて山口くんちの近く通ったからお話したいなあって思って。また来ます(笑)」


85:  2012/10/13 20:52:58
くっそ…! 
カレー食ってる場合じゃなかったんだよ! 
何が「母さん、このジャガイモ超うまい」だ!殺すぞこのヘタレ! 

あーー!千載一遇のチャンスを!


87:  2012/10/13 21:20:42
あったことをありのまま話すぞ。 

千載一隅のチャンスを! 
↓ 
和歌山母のケータイで桜さんがラインかけてくる。 
↓ 
「私の家から山口君ち見えるんだー」(俺の家はかなりでかいマンションなため) 
↓ 
「ベランダでてみてー、双眼鏡で覗いてみるからー」 
↓ 
「やっぱ見えないねー」 
↓ 
「ばいばーい」 


なにこれ。


88:  2012/10/13 21:22:30
あ、ラインの通話な。 

和歌山姉妹はガラケーなのでラインしてない。 

っていうかメールしてくるのもラインかけてくるのも桜さんという不思議。


90:  2012/10/13 21:28:26
会話内容↓ 
「今度山口君ちいかせてー」 
「頑張って片付けるよ」 
「部屋に入れてくれるのー?」 
「いや、片付けたら俺の部屋に全部リビングのごちゃごちゃを格納するから、俺の部屋は無理、かな」 
「ふーん」 

空さんと一言も交わせないもどかしさ。


91:  2012/10/13 21:38:32
恐らくこれからはしばらくは動きないかなあと思う。 
テスト中は登下校の時間時間割によってバラバラだし、空さん予備校にあんまりこないから、 
会う機会ほぼないし… 

なんか質問とかしてくれたら答えられる範囲で答えるよ。 
答えられる範囲で。


95: 恋する名無しさん 2012/10/13 21:46:20
緊張しすぎて体調悪くなるの 
すごい分かる´` 
安静にね 

家近いんだね


96:  2012/10/13 21:51:40
メンタルが寒天くらい脆いんだ。 
いろんな式典で挨拶とかするけど、何回やっても慣れないし…。 

ありがとう。 

近いよー。自転車で10分ほどだからね。


97: 恋する名無しさん 2012/10/13 22:23:21
1は進学希望?


99:  2012/10/13 22:29:39
うん。 
志望校は空さんと同じ。学部も一緒。 
学科は違う。


101: 恋する名無しさん 2012/10/13 22:38:33
高校は制服ないの?


102:  2012/10/13 22:41:46
あるよ。 
でもうち、自由な校風で、始業式とかそういうカチっとしたとき以外は着なくても良いんだ。 

っていってもみんな大概制服きてくるけどね。 
みんなカーディガンとかがオシャレ。 

俺もアホな服装するのは暖かい時期だけで、最近は制服着てる。 
重ね着しやすいから。


103: 恋する名無しさん 2012/10/13 22:52:32
なんでこのスレ立てたん?


104:  2012/10/13 23:00:32
なんでっていわれるとわからんけど、不安なときって人に放したくなるから…? 

でも知人にはあんまりしられたくないし、ってかんじ、かな?


105:  2012/10/13 23:02:15
話したく、だ。ごめん。 

あとこないだ電車男見たせいかも。


106: 恋する名無しさん 2012/10/13 23:06:54
分かるよ~ 
誰かに話聞いて欲しいけど 
周りの人には話せられん… 
好きなのばれたくないし 

私も片思い中なんだけど 
同じ片思いしてる人の話聞きたいなって 
思ってたらここにたどり着いたし 

更新楽しみにしてるよー


107: 103 2012/10/13 23:20:02
電車男なつかしすw 
不安なとき聞いてほしいのも分かるし、報告が楽しみな気持ちもあるけど、 
詳しすぎて、もしや空ちゃんに特定されんかと心配になったよ。 

志望校同じならあと4年近くにいられるかもしれないね。 
今はとりあえず受験がんばれ。 

そして、身分違いだとか自分を卑下すること言わないほうがいい。 
重いと卑屈は違う。 
卑屈な人に魅力を感じる人はいない。 
貴方は真面目で文章力があって謙虚でとってもいい男だ。


110:  2012/10/14 00:52:36
みんなありがとう。 

和歌山さん姉妹はSNSとyouyubeくらいしかみないらしいから大丈夫と思う。 

で、自分を卑下する~、についてなんだけど、まず、何よりそんな風にいってくれてありがとう。 

でも、俺はこういう人間だし、むしろこのまま、卑屈なままでいたいんだ。 

もちろん自信を持つべきところは自信持つべきだと思うし、ちょっとくらいはもっているつもり。 

俺はこんなやつだからこそ、彼女を見て「いいなあ」って思えるんだと思う。 
こんなやつだからこそ、綺麗な文章を書こうって思えるんだ。 

言っちゃえば、俺は魅力なくったっていいんだ。 
魅力ないから俺は魅力あるあの人を好きでいて、 
それでもがんばってがんばってがんばってあの人を振り向かせたい。 

青臭いけど、詭弁もいいとこだけど、頭悪い理屈だけど、こうありたいんだ。 

って、なんかこうして書いてみると、俺って卑屈どころかものすごい夢見勝ち男だね。 

せっかく気をつかってくれて、すごいいいこと言ってくれてるのに生意気言ってごめん。 

ほんと、ありがとう。 

なんかみんな優しくて、ほんとに電車男みたい。


112:  2012/10/14 21:46:05
今空さんからメールが来た。 

「こんばんは。お願いがあるんだけどいいかな? 
私、もうすぐAO入試の面接があるんだけど、最近の読書について聞かれた時のために、 
「こころ」について知りたいなと思ってて 
でももう今からじゃあじっくり読み込めないし、山口君にどんな話か教えて欲しいなと思って。 
良かったら、金曜日にテストが終わった後、またどこかでお茶しませんか? 
勝手なお願いでごめんね」


113: 恋する名無しさん 2012/10/14 21:55:14
おおおおおおおおwwwww 
きたあああああああああああああwww


114:  2012/10/14 21:56:25
今メールなう。 

また報告する!


115:  2012/10/14 21:58:18
やべえ何処でお茶するって聞かれたんだけどそんなん俺わからんよ!


117:  2012/10/14 22:21:55
メール内容。 

「こんばんは。力になれるかわからないけど俺でよければ!」 

「ほんと?受験勉強いそがしいのにありがとう!どこにしよっかー?」 

10分の試行錯誤。 

「予備校の近くのスターバックスか、それかそこから少し歩いたらフルーツパーラーがあるんだけどどうかな?」 

今ここ。


119: 恋する名無しさん 2012/10/14 22:26:45
メール内容晒すような男最悪だは。ニュー速にでも行ってやれよ


120:  2012/10/14 22:46:30
それいわれると確かに…。 
もうちょいざっくりにするよ。 

とりあえず金曜に会うことになりました。


121: 恋する名無しさん 2012/10/14 23:12:11
おめでとう!! 
主は「こころ」読んだことあるんだ?


122:  2012/10/14 23:25:41
ありがとう。 

うん。 
二年生のときに授業で一部分だけ読んで、ちょっと興味もってたんだけど、 
今年の夏休みに本屋で平積みされてたの見つけて買って読んでみたんだ。 

金曜日は俺のほうがテスト終わるの遅いから、 
彼女が俺のテストが終わるのを待ってる間の時間つぶしに、「こころ」の本を貸すことになったよ。 
(俺の高校は授業をある程度自由に選べるから、テストの時間は人によって違うんだ) 

帯に「しかし君、恋は罪悪ですよ。わかっていますか」 
って書いてある本を恋してる相手に渡すってなんだか笑っちゃうな。


130:  2012/10/20 00:18:52
昨日の夜、俺は翌日のテスト勉強をしていた。 
勉強が終わるともう、和歌山さんのことで頭が一杯になった。 
「こころ」について教えて欲しいといわれたが、どうしようか。 
とりあえず俺は「こころ」をパラパラめくり、重要と思われる場面に付箋を貼ったりした。 
次に俺は内容を要約して紙に書くことにした。 
2時間くらいでなんとかなるだろうと思っていたんだが、 
Kが自殺する頃にはあたりは明るくなっていた。 

俺の作った要約版「こころ」は便箋16枚分に及んだ。 
10枚目くらいを書いているときに「ここまでやったらひかれるかな」と思ったが、 
そこまでいって完成させないのも癪だったから、俺は書ききった。 

徹夜したのなんて1年ぶりくらいだったが、 
案外俺は元気で、テストも普通に解けた。 

空さんは2時間目までテスト。俺は3時間目までテストだったから 
2時間目が終わったときに空さんに付箋が付いた「こころ」と要約版こころを渡した。 
「うわー!すごい!こんなの作ってくれたの?たいへんだったでしょ?」 
「あ、いや、そういうの、好きだから」 
「ありがとう!じゃあ私F組にいるね」 
「うん」 

で、俺もテストが終わりF組へいくと空さんがいない。 
キョロキョロしていると「あ、山口くーん。私が山口君の教室にいったのにー」 
「あ、そうだったの。ごめんごめん」 

俺は普段はJRを使うんだけど、今日は彼女に合わせて地下鉄のホームへ行った。 
「山口君すごいね。あれ、すっごくわかりやすかったよ」 
「ならよかった」 
「実際どのくらいかかったの?」 
「えーと6時間くらいかなあ」 
「そんなにやってくれたの?いつやったの?」 
「昨日の夜から初めて、気付いたら朝だった。人間夢中になるとすごいね」 
「ええ!?寝てないの?ごめんね、なんか」 
「いや、俺が勝手にやっただけで」 
俺が空さんと喋っていると 
「おーう、山口ー。なんで今日地下鉄?」 
去年のクラスメイト2人(俺と和歌山さんと同じ予備校)が歩いてきた。 
「あ、え、いや。まあそんな日も、ある」 
激しく動揺する俺。 
すると空さんが 
「私が山口君にこころについて教えてっていったから、これからお茶しにいくんだー」 
なっ…! 
言うの?それ言うの? 
「ほら!これ山口君が徹夜して作ってくれたんだ!」 
ジト目で俺を見る元クラスメイト達。 
いくら俺のキャラがあるとはいえ…! 
流石にバレたと思う。 

地下鉄に乗、そこからはまた二人で歩いてフルーツパーラーへ向かった。 
「山口くんこの辺よく来るの?」 
「うん」 
予備校から一駅歩けば我が家なので、地元と言って差し支えない。


131:  2012/10/20 00:27:20
フルーツパーラーで俺は季節のフルーツカレー、彼女はホットケーキを頼んで各々食べた。 
俺が漱石やこころについて知ってるだけ話していると、俺のケータイにメールがきた。 
クラスメイトの井口猛(たける)くんからだった。 
俺と空さんが二人でフルーツパーラーに入っていく写メがついていて 
「どういうことだってばよ」と書いてあった。 

猛くんとは家が近いのでよく一緒に帰るし、よくカラオケに行くくらい仲が良い。 
仕方が無い。 
俺は彼女がお手洗いに行ったときに、「あとで白状するよ」と言っておいた。 
彼になら話してもよかろう。 
店に入っていくところを見られた以上。なんでもないではすまない。


132:  2012/10/20 00:38:13
こころの話もそこそこに、彼女は大学に入ったらしたいことや、 
受験に受かったらバイトをしたいことなどを嬉しそうに話してくれた。 
ふいに彼女が 
「あ、○○くん達(駅であった二人)、私と山口が付き合ってるって思ったかなあ?」 
と言った。 
彼女は別に迷惑そうに言ったわけではなかったが、俺はこっそりほんの少し傷ついた。 

2時間くらい喋ってたかな。 
そんなこんなで店を出て(会計は無理矢理払った)、 
俺は向かいの通りの豆腐屋で売っている豆乳ドーナツを買った。 
俺はここの豆乳ドーナツが好きで、いつもここを通ったら買って食べていた。 
「これ家に持って帰って食べて。オーブントースターでやいたらうまいよ」 
「お母さんこういうの大好きなんだー。ありがとうー!」 
二人でまた駅まであるいた。 
俺はそのまま家に歩いた方が早く帰られたけど、彼女と少しでもいたかったから。 
一緒に歩いていると彼女はこんなことをいった。 
「最近よく」


133: 恋する名無しさん 2012/10/20 00:52:45
徹夜お疲れ(´ω`)


135:  2012/10/20 01:15:17
>>133 
ありがとう。 


あ、因みに猛君に「告ってフラれてガンバり中」と白状したら、「会長も人間だったんだなあ」と返ってきた。 
彼はとってもいい人なんですよ。


134:  2012/10/20 01:03:19
一緒に歩いていると彼女はこんなことをいった。 
「最近よく山口君が二年の頃にくれたメッセージとかを見返すんだ」 
なんでまたそんなことを。 
「山口君の最初のメッセージ。すっごい面白かったなあ」 
「なんだか今思い出しても恥ずかしいよ俺は」 
「それでね、もしもあのSNSがつぶれっちゃったりしたらさ、あのたくさんあるメッセージは消えちゃうよね」 
「そうなるね」 
「だから今のうちに印刷しようかなと思ってるんだ」 
「や、やめてよ。俺はね、最近和歌山さんに送ってるメールですら、あとで見返すと恥ずかしいんだよ」 
「えー、なんでー。あれは私の一生の財産だよ」 
「自分で言うのもなんだけどクサいよアレは。やっかいなのはかいてる間は平気なことだ」 

「あはは。でもさ、これってすごいことじゃない?」 
「なにが?」 
「最初に私が山口くんの机に「山口君の席?」ってかいたのがきっかけでここまできたんだよ?」 
ここってどこだろう、と俺は思った。 
でも、今の俺と和歌山さんは友達、とすぐに思い直した。 
「そういうと、そうだよなあ」 
俺達はあのときまでしゃべったこともなかったのだ。 
「私が偶然山口君の席で授業を受けてたから、こうなったんだよ?」 
「もっと言うと、俺が差出人が君かもと思って君の教室へ確認しに行った日、 
君が休みじゃなかったらこうなってなかったろうね」 
「それもそうだね!学校で普通に会っちゃったら、そうだよで終わってたかもしんないもんね」 

そんな会話をしながら、俺は駅まで彼女と歩いて、一駅のためにわざわざ地下鉄代を払って一緒に電車に乗って帰った。 

こんなかんじです。


136: 恋する名無しさん 2012/10/20 09:39:05
なんかすげーいい感じやん。 
なんでフラれんのwwwwwww


137:  2012/10/20 19:47:42
友達としてはいいけど…ってかんじなのかな。 

帰ってからのメールでも 
「楽しかったです。ありがとう」 
みたいのが来たから 
「俺も楽しかったです。すっごい幸せでした」 
って返したら 
「私といてそんなに幸せになってくれて嬉しい。これからもよろしくね」 
みたいのが来た。 

思わせぶりだなあ。


138: 恋する名無しさん 2012/10/21 12:04:56
空さんってかわいい? 
めっちゃもてる方?


139:  2012/10/21 16:14:11
可愛いっていうよりは、綺麗ってかんじかな。 
桜さんは可愛いかんじ。 

実際告白されてるのかは知らないけれど、 
男女問わずうちの生徒は皆彼女らを「美人」って言うよ。 

高嶺の花過ぎて告白されなさそうな気もする。


160: 恋する名無しさん 2012/11/09 20:52:14
1!待ってるよ~


161:  2012/11/09 21:31:53
お久しゅう。 

じゃあ続き書く。 

フルーツパーラーでお茶した数日後、登校中に桜さんと一緒になった。 
「和歌山さん、おはよう」 
「あ、山口くーん、おはようー」 
「空とお茶したんだってね。あのとき空、私にお店の写メ送ってきてたんだよー」 
「そうなんだー。そういえばいっぱい写真とってたなあ」 
「すっごくいいかんじじゃない!」 
「ああ、あのお店?なんというか、可愛らしいよね」 
「違うよもー!山口君と空!今朝、空に山口君の話振ってみたんだけど、 
私が『山口君ほど優しい人いないよ?』っていったら 
空も『うん。同年代であんな優しい人いない』って言ってたし!付き合えるんじゃないの?」 
「それ俺どう答えて良いのかわかんないよ」 
「あはは」 
なんか毎度毎度この人との会話はマンガみたいだな。 
まあ、どうせこっちは今のところ「一生お友達」扱いされてるんだ。 
思い上がるまい。


162:  2012/11/09 21:45:24
学校に着くとクラスメイトが 
「なんでおまえ桜ちゃんとあんなに仲いいわけ? 
肩とか叩かれてたじゃん(違うよもー!のとき)うらやましすぎるって」 
とか的外れなことを言ってきたので去年同じクラスで 
ずっと席が近かったからってだけだよ、と適当にあしらった。 

で、数日後、めでたく空さんは見事AO入試で志望校に合格なさった。 

合格発表の日に 
「合格しました!応援してくれてありがとう! 
先に待ってるね。山口君、応援してるから!」 
というメールがきた。 

読書については特に聞かれなかったらしいけど、まあいいや。 

で、その次の日、今度は登校中空さんと一緒になった。 
「あ、山口君」 
「あ、おはよう」 
「お世話になった人にクッキー焼いたんだ。山口君も、はい」 
「え、あ、ありがとう。ってか、えっとおめでとう。よかったね、ほんと」 
「うん。さーバイトして留学費用ためなきゃー」 
「アメリカいくんだっけ?」 
「うん」 
とかなんとか言いながら、下足箱についた。 

「あ、あのさ」 
「何?」 
「また、お茶しない?あの、ほら、合格のお祝い、させて、ほしいな、と」 
「ありがとう。どこ行こうかー?」 
「えっと、予備校の近くに、なんか、きれーなところ見つけたから、そこ、どう?あ、写メ、これ」 
「わー、すごー」 
「お、俺、いつでもいいから、また都合の良いとき、教えて」 
「うん。またメールするねー」


163:  2012/11/09 21:49:40
で、これが10日くらい前なんだけど、連絡はない。 
和歌山さん宅へ訪問する話ももはやなかったことになっているんじゃないかというレベル。 

それどころか、あれから和歌山さんと会話していない。 
避けられているような気さえする。 
なんか知らんが雲行きが怪しい。 

まあ、もとから晴れ渡っちゃいなかったけどもさ。 

こんなかんじ。


164: 恋する名無しさん 2012/11/10 18:22:36
10日も連絡が無いのは不安だよね。メールしてみては? 
今更、何かあって無視とかっていう間柄でもないだろうし、そんな人物でも無いだろうし…。 

気になるわ…。


165:  2012/11/10 20:38:15
不安すぎて昼過ぎにメールしてみた。 
内容は 
冬になりましたね。最近全く話していないからちょっとメールしてみました。 
みたいな内容。 
「冬だねー。昨日あんぱん食べてたでしょー?」 
案外普通だった。 

それから少しやりとりして、お茶と御宅訪問を楽しみにしていることをさりげなく伝えてみた。 
俺はさりげなくできた。 
多分できたと思う。 
できたんじゃないかな。 
まあちょっと覚悟はしている。 

「うん、また連絡するー。お母さんも山口君が楽しみにしてるよー」 

どちらも日程は決まらなかったが、なんとかなればいいな、と思う。


168: 恋する名無しさん 2012/11/15 22:22:22
1が生きてた・・・ 
心配したぞコノヤロー(。≧∇≦。)


169:  2012/11/16 02:30:39
ありがとう。 

俺の被害妄想かもしんないけど最近「もう興味ない」と思われてる気がしてならない。 
どうしたものかなあ。 

諦めてしまえれば楽なんだろうけど、どうせ絶対諦められないしなあ。


170: 恋する名無しさん 2012/11/16 06:53:17
諦めたらそこで試合s(ry


171:  2012/11/16 21:34:30
うん。 
自分からは絶対に諦めたくないし、諦められないし。 

我慢しかないか…


180: 恋する名無しさん 2012/12/24 12:17:46
クリスマスどうすんの?


181:  2012/12/24 12:51:19
おひさ。 
もう見てくれてる人いないっぽいな、と思ってたから報告してなかったけど、 
進展があったので書いとく。 

14日に一緒にミスタードーナツに行った。 
学校から二人で電車にのってったんだけど、前回の元クラスメイト二人がまた声を掛けてきたけど、「付き合ってんの?」とかは言われることもなく四人で普通に電車で話した。 

空さんはスヌーピーが好きらしくて、クリスマスのスヌーピーセットってのがあったから誘ったんだけど、 
まあ喜んでくれた。と思いたい。 
この日はイロイロ質問できた。 
好きな色、大学で入りたいサークル、将来の夢のこと。 

一時間半くらい話したかな。 
そこから二人で和歌山さんの家まで30分ほど喋りながら歩いた。 
俺と空さんが家の前についた瞬間、窓が空いて桜さんがニコニコと手を振っていたのはビビッたな。 

そっから俺は10分ほど歩いて家に帰った。 
帰ったら空さんからメールがあって 
「最近すごく思うんだけど、山口君といると純粋に楽しい」。 

なんていうか、ほんと、思わせぶりだよねえ。 

これが12月14日。


182:  2012/12/24 13:01:14
で、一昨日。 
俺は桜さんにメールをした。 

空さんへのクリスマスプレゼントをポストに入れときたいんだけど、 
彼氏でもないのに渡して、嫌がられないかな? 

という内容のメールを送った。 

その後のメールの内容要約 
「ポストじゃなくてインターホンを鳴らしてよ。がんばれ山口サンタ」 
「恥ずかしいので無理です。多分今、顔も合わせられません。」 
「そういうときこそ話しなさい。 
空は24日の夜はバイトだから25日の夕方5時に来て」 

で、プレゼントを買いに行って、まともな冬服を持っていなかったのでそれも買って、今にいたる。 


ということで、明日、会いにいってきます。 

今から緊張がヤバイ。


183: 恋する名無しさん 2012/12/24 15:53:21
頑張れよ。応援してるぜb


184:  2012/12/26 05:26:55
一応昨日の報告。 
言ったけど、案の定ヘタレてロクに話せなかった。 

「え、なんで!?」 
「あ、桜さんから何も聞いてない?」 
「聞いてない!え!なんで」 
「あの、クリスマスプレゼントを…」 
「ええっ!わざわざ!?ありがとう」 
「ごめんな、いきなり。じゃあ、また。良いお年を」 
「え、あ、うん。ありがとー」 


マフラーと帽子をプレゼントしたんだけど、家に帰ったら、 
空さんから画像付きメール。 

「ほんとにありがとう。暖かいです。似合う?(笑)」 

死ぬほど可愛かった。 




さらばクリスマス…!


185: 恋する名無しさん 2012/12/26 18:23:58
よかったじゃんwwwww 
あれwwwwwなんか目から汗がwwwww


186:  2012/12/26 20:11:58
うん。よかった。 
ありがとう。 

もっと話せばよかった、ってもう遅いけど…。 


がんばろ…。


187: 恋する名無しさん 2012/12/26 20:26:39
まだまだ遅くないよ~ 

多少の失敗は若気の至り…後悔しないように、会えなくなってから悔やまないようにして欲しい。


188:  2012/12/27 12:44:48
ありがとう。 

とりあえず、同じ大学いけるように頑張る。


198: 恋する名無しさん 2013/01/08 20:00:01
正月に空さんと年賀状のやりとりをした。 
したんだけど、俺の名前の漢字が間違ってた。 
プチショック。 
クリスマスカードに俺の名前書いてんのに…。 
FACEBOOK見れば一発なのに…。 

まだまだ俺はその程度なんですね…。 
まあ、いっか。 

で、今日。 
学校が始まった。 
一時間目の休み時間に友達と「合格ライン乗ったー!」とか話していたら、後ろから腕をトントンとされて振り返ると空さんがいた。 

「っ!!?」 

まだやっぱり、突然会うと駄目なんだよなあ。 

「え・・あ・・?」 

「これ、こないだ韓国に旅行いったときのお土産ー」 

「あ、ありがとう」 

ちょっと笑って、彼女は自分の教室へと帰って行った。 
突き刺さるクラスの男子の目線。 
被害妄想気味に周りを見渡すと女子まで何人か怪訝な顔をしている。 

そういえばこないだクラスの女子としゃべっていたとき、 
「和歌山さんって、同じ女子でも話すの緊張するんだよね」 
と言っていた。 
本当にすごい人を好きになってしまったなと思う。 

で、帰ってお礼のメールをした。 

「お土産、ありがとう。 
びっくりしてまともにお礼もいえなくて、ごめん。 

ところで、俺の名前は 昭 友ですよ(笑)」 

「すっごいびっくりしてたね(笑) 

えーっ!ごめん!」 


まだまだ遠そうだ。


199:  2013/01/08 20:00:50
あれ?名前入れてるはずなのに。 
↑は1です。


206: 恋する名無しさん 2013/02/15 07:30:21
バレンタインどうでした?


208:  2013/02/19 21:51:36
いけるかな?


209:  2013/02/19 21:57:09
お、書けた書けた。 
なんかまた長いことアクセス制限巻き込まれてたみたいで・・・ 
スマホもアクセス制限とか言われるんだけどなに? 
2ちゃんくわしくないからわかんないや。 

情けないことにほとんど何もおこってないんだけど一応書くよ。 
ってか、まだ気にしてくれてる人いるみたいでありがたい。 
じゃあ書く。


210:  2013/02/19 22:26:13
ええっと、一月の、お土産もらったとこまで話したんだっけか。 

それからあとはホントに何にもなかったなあ。 
俺がフェイスブックに書き込んだのに空さんがしきりにイイネとコメントしてくれるようになったくらいかな。 

ああ、あと一月末に桜さんが進路の関係で京都で一人暮らしを始めた。 
これはけっこう大事件かな。 
今まで協力してくれてただけに痛い。 
卒業式には帰ってくるみたいだけど、もう以前みたいに協力してもらえはしないだろうなあ。 

で、二月に入ると俺は受験ラッシュだった。 

上旬に全ての日程が終了し、バレンタイン。 
学校がないから諦めていた反面、少し期待していた俺がいた。 
もしかしたら家、近いし、届けてくれたり、しないかなー、なんて、なー。 

夜八時。 
流石にあきらめていたんだが、スマホがブルった。 
見ると空さんからライン。 
「山口くーん」 
「はい」 
否が応にもテンションと心拍数があがる。 
「私、卒業式の委員会の委員長でねー」 
ん? 
「予行の日、みんなに挨拶しなきゃいけないんだー」 
……… 
「はい」 
「山口君ならどんなこと言う?」 
なんだそりゃ。 
「ちょっと時間をください」 
「もちろん!ごめんなあ。こういうのは山口くんしかおらん!と思って」 
皆忘れてるかもしんないからいっとくと俺は生徒会長やってたから挨拶とか慣れてるの。 
~30分後~ 
「できました (挨拶の内容)」 
「わあ!すごいすごい!さすが山口くん!参考にしても良い?」 
せっかく書いたんだから全文使ってくれよとも思ったがそんなこと言うわけにもいかないので 
「もちろん。あ、全然こんなの気にせず無視してくださっても気にしませんので、ほんと、参考程度に」 
「はーい。」 
はいかよ。 
「山口くん、受験ほんとお疲れ様!」 
「どうも」 
「発表はー、もうちょっと先かな。同じ大学いけるといいなー。山口くんなら絶対受かってるよ!」 
「ありがとう。結果待ち、緊張してたんだけど、和歌山さんからラインきたら、『あー、今までのは緊張じゃない。これが緊張だ』って思えました。ありがとう」 
「あはは、びっくりするかな?と思ったけど、ごめんね」 
「いえいえ全然。また何かお役に立てることがあれば言ってください。 
今まで生徒会やってきたのに卒業式で仕事がないって寂しいなと思っていたところです。手伝えてよかった。ありがとう 
話し込んじゃってごめんなさい。では」 
「ならよかった!じゃあまた何かあったらお願いするね。おやすみ」 

義理さえもらえなかったとさ。


211:  2013/02/19 22:27:08
数日後。 

結果は志望学部は合格だったんだが、志望コースは不合格。 
まあ、そんなに真剣に選んだコースではない。 

図らずも空さんと同じコースに回し合格となった。 
正直、あまり近くにいすぎると、俺の欠点が彼女にモロバレするからよくないと思って和歌山さんとは違うコースを第一志望にしたんだけど、まあ、素直に喜ぶことにするよ。 

「おかげさまで合格しました」と空さんにメールすると電話が掛かってきた。 
「も、もしもし」 
「おめでとう!ほんと、よかった!一緒の大学通えるね!学部は何処?」 
「第一志望のとこ受かったよ」 
「わあ!じゃあ学部も一緒だね!コースは?」 
「第一志望はダメで、和歌山さんと同じコースに回し合格になった」 
「あー、そっかあ。でも全部一緒かあ!あはは!」 
「う、うん。狙ってやったんじゃないからね?」 
「ははは!でもほんとすごい!おめでとう。よかったねえ」 
「ありがとう。うん。ほんと、よかった」 
「また皆でお祝いしなきゃね」 
「?」 
「じゃあまた学校でね!」 
ブツッ 

みんなって誰だ。 


で、昨日。学校があったが特に言葉を交わしたりはしなかったとさ。


220:  2013/03/08 09:45:59
常時アクセス制限くらってるんだけどなんなの。 


22日のこと書くよ。 

22日は一緒に演劇を見に行ったんだ。 

昼間、少しラインで今日のこと話した。 
「ええと、四時に和歌山さんちに迎えに行っていい?」 

「うん。お願いしまーす。あ、晩御飯は食べといたほうがいいかな?早いか(笑)」 

「早いね(笑)見終わってから一緒に食べに行く?」 

「ううん。夜は外食控えてるから。ありがとう」 
じゃあ言うなよ。と思うのは器が小さすぎるだろうか。


221:  2013/03/08 10:20:02
「今日のこと」っておかしいな。夕方のこと。 


で、夕方に和歌山さんちまで歩いてった。 
家の前に着いたら、ラインが来た。 
「ごめん!10分ほど遅れます!」 
「大丈夫ですよ。じゃあそのへんぶらぶらして10分頃にインターホンならします」 
「ごめんね」 

で、10分後。 
「お待たせ!ごめんね。髪の毛手間取っちゃって」 
「いやいや全然」 
髪、似合ってますね。なんて言う度胸はないんだよな。残念。 
「歩いてきたの?」 
「え、うん」 
「えー。ありがとうね」 
20分は徒歩圏内でしょ? 
和歌山さんウォーキングが趣味って言ってたけど。 
電車に乗って劇場へ向かって、劇を見て、帰りの電車。 
「山口くんと同じ大学で、同じ学部で、同じコースかあ」 
「う、なんかごめん」 
「はは、なんで謝るののー?私は嬉しいよ」 
友達としてでしょう? 
「あ、そうだ!」 
和歌山さんは大袈裟に手を叩いた。 
「山口くんと一緒なら安心だー」 
「何が?」 


222:  2013/03/08 10:21:16
「大学で難しいレポートのとかあっても、山口くんいたら心強いなって思って」 
「はは、黒いこと考えてるなー。全然手伝うけども」 
「違うよー。その、参考にね?させてもらえるでしょ?」 
「ははは」 
「今もね、私AO入試だから宿題あるんだ。毎日新聞読んで、三日に一つは新聞記事をまとめてノートつくんないといけないんだ」 
「へえ。そりゃたいへんそうだ」 
「山口くんは新聞読むの?」 
「全然よまないねえ。首相が変わったりとか大きいことがあったらチラッと読むけど」 
「最初はね、難しくて全然わかんなかったけど、だんだん少しだけ楽しいって思うようになってきたよ」 
「すごいなあ。新聞読むの楽しいって。大人っぽい」 
「山口くんも大人っぽいよ。ほら、こないだのFACEBOOK」 
大きい公園を散歩して、花とか鳥の写真とって「ここで歩き回って本読んで、理想の老後してるなー」ってアップしたやつのことを言ってるらしい。 
「同じ年で、あんな風に思えるってすごいなあって思う。歩くのそんなに好きなの?」 
「和歌山さんも、趣味ウォーキングって言ってたじゃない」 
「私のはウォーキングだから、早歩きだよ」 
ウォーキングって散歩と違うのかよ。 
俺の趣味「散歩」は和歌山さんに歩み寄ろうとして始めたことなのに。失敗してたのか。 
喫茶店とカフェもそうだが、ちょっと俺はその辺、感覚がズレ過ぎというか、無知というか、アホだな。 
これはどうにかせんといかん。 
「俺も散歩でも歩くのは早めだよ。歩いてるのを楽しんでるって言うより、何も考えずにブラブラしてるのが好きだから」 
「それが大人っぽいんだよ」 
ただアホなだけだと思うけどな。 

しばらくあと。 

「あ、山口くんの駅だよ」 

「え、いや、送ってくよ」 

「いいよいいよ」 

「俺が送りたいだけだから」 

「…ごめんねー」 
不服そうに見えたのは気のせいじゃないと思う。 

もうあんまり会話内容覚えてないや。 
この日はこんなかんじ。 

またちょこちょこしたことあるから、後でかくよ。


224:  2013/03/11 04:19:26
おはよーう。 

って早すぎるな。 
目え冴えちゃった。 

ちょうどいいから近況報告。 



山口県がどうした。


225:  2013/03/11 04:34:25
劇を見に行った数日後。 
卒業式の予行演習の前日。 
LINEの通知音が鳴った。 

「山口くーん。明日山口くん、新聞社から表彰されるんでしょー!! 
やばすぎ!何したの一体?!」 

なんだそりゃ。 
そんな情報何処で得た。 

「そんなの知らないよ?表彰されるようなことした覚えもないし…」 
ほんとに心当たりがなかった。 
何かに応募したりもしてなかったし、何かに貢献した覚えもなかった。 

「あ、ごめん!間違ってた!忘れて忘れて!忘れるなら…」 

東進衛星予備校の「今でしょ」のスタンプ。 

「気にしないでー」


226:  2013/03/11 04:47:08
翌日。予行が終わって、体育館の舞台の上で先生が明日の連絡をした。 
「では、最後にもうひとつ。明日の本番では時間の都合上表彰できないので、ここで表彰状を渡しておきます」 

ああ、これが昨日、和歌山さんの言ってたやつか。 
誰の何の賞と間違ってたんだよ。 

「山口くん」 

「え」 

「登壇してください」 

キョドる俺。 
隣の席の女子に「何したの?」と聞かれたけれど「何もしてないね」と答える他ない。 
俺は部活には所属していないから、表彰状なんてこの三年間一度ももらってない。 

結局、表彰状は俺の三年間の生徒会活動を評価してのもので、学校が俺を推薦したものらしい。 
もらった今でもなんなのかよくわからないけど。 

あ、新聞っていっても高校生新聞ね。 

なんで和歌山さんは知ってたんだろう。 
そういえば卒業式委員会っていってたけど、それでか? 

帰って和歌山さんにメールした。 

「和歌山さんが言ってたのはアレだったんですね。びっくりしましたよ。別に隠さなくても」 

「あはは。ごめんごめん。学校の推薦なら山口くんが知らないはずだよね。おめでとう。ほんとすごい」


227:  2013/03/11 04:56:13
まあ大した賞じゃないけど、剣道やってた中学以来そんなのもらってなかったから、嬉しかった。 

で、翌日の卒業式。 
式は粛々と進み、さらっと終わった。 

卒業の辞を和歌山さんと男子他二名が一緒に述べていて 
「俺もやればよかった」と思った。 

あと和歌山さんは泣いてた。 
しかしその背景で流れる三年間を振り返るスライドショーがちょこちょこ笑わせる系が混じっていて、 
正面を向いているほかの生徒は多分だれも泣いていない。 

教室に帰ってから俺は少し泣いたけど。 

で、仲のよかった人にアルバムの後ろのページかいてもらったり書いたり、写真とったりしてたら、 
廊下で和歌山さんと会った。 

「あ、挨拶、おつかれ」 

「うん。ありがとう。あ、山口くん、写真撮ろうよ」 

「うぇ」


228:  2013/03/11 05:03:51
しかしそのとき 

「空ちゃーん!」 
同じクラスの表彰のとき「何したの?」って聞いてきた子がこっちに走ってきた。 
「一緒に写真撮って貰っていい!?」 

後で聞いた話だが、和歌山さんはこの子のこと知らなかったそうだ。 
女子からもアイドル扱いされてるからな。この人。 

「いいよー」 
はにかむ和歌山さん。 

「あ、山口くん、もしかして撮ってもらおうとしてた?」 
恥ずかしくて死にそうになった。 

「あ、や、いいよいいよ。俺、シャッター押すよ。カメラ貸して」 
「ほんとに?ありがとう」 

パシャリ。 
「撮れたー」 

早くどっかいってくれ。恥ずかしいから。と思ってたのに 
「次、山口君と撮るから撮ってもらっていい?」 
「いいよー」 

人に見られてる恥ずかしさと、初めてのツーショットに対する緊張でひどく顔が強張っていた。 

卒業式はこんなかんじ。


242: 恋する名無しさん 2013/07/05 12:26:42


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    • 1. 雨も滴る良い名無し
    • 2019年06月22日 18:14
    • ID:Aw9SSi110
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