スコールちゃんねる

適当に作ってみた

>>1
ハイキングに行く集団がいて
主婦が沢山参加する中登山家の男が一人ついていく
主婦は楽しんで最深部まで歩いていき
道すがら会う人達も満足げ
男一人だけが不満そうにして最後まで
地下ハイキングの面白さがわからないって話
山に登るのは何故かと問いかける話

>>2
独身社畜・趣味無し女無し、ただ唯一の心の安らぎが、
通販で買った羽根布団で寝る事。
今日もゆっくりと眠ろうと、布団に入ると、布団がぱっくりと口を開け、
夢の世界へと誘ってきやがった―――――

>>3
盗聴マニアの男に突然の来客
「やばいっ！捕まる！！」と思った男はとっさに逃げ出すが敢え無く捕まってしまった
しかし訪問者の様子からして警察ではなさそうである。
とある古ぼけた事務所に連れて行かれる男。事務所の扉には「声回収業者児玉」の文字
事務所の主である児玉の前に座らさせられる男。
児玉が男に喋りかける。
「うちは声回収業者といって死んだ人間の声を回収する者です。
突然ではありますが、是非あなたにうちで働いてもらえないでしょうか？」
話によると顔の整形のように
自分の声が気に入らない人間が自らの声を全く違うものに変える手術が密かに行われているらしい
この業者はその手術に使うための”素材”を集めていたのだ。

児玉の目論見どおり素晴らしい仕事ぶりをみせる男。
「まるで声貯めの神様だな」
しかしある日男が目覚めるとまったく発声ができなくなっていることに気づく。
あわてて児玉のもとに行く男。
児玉はため息をついてこう言った。
「どっかに紛れちゃったんだろうねえ・・・多分もう見つからないねえ」

とある人気のない高架下・・・男の声が木霊している。
しかしそこに男の姿はない。主を失った声は野良犬ならぬ野良声になってしまったのだ。

>>4
テストは1時間。人々の運命を左右するこの時間はまさに真剣勝負。生き残るものもいればお先真っ暗な者も。
第二次国立大学入学試験(戦争)が始まろうとしていた！

(1時間だけその科目の内容で戦争っぽいことをする。生き残れば合格。ただし大学側からの「問題」と呼ばれる猛攻に耐えなくてはいけない)

>>5
小学生ぐらいの小さな子どものころ不思議な噂が学校で流行っていた

商店街から続く裏道のどこかにある３つの空き地に3人の人間がそれぞれ赴き
同時にお願いごとをするとそれぞれの願いが叶う・・・
裏道の３つの場所、つまり裏道3場ということでその噂は「裏道サンバ」と呼ばれていた

幼いころの私はその日いつものように野球に出かけた帰り
ふとこの噂を思い出して他の二人の友人に声をかけた
偶然にも三人がそれぞれ裏道にある空き地を知っていたことから
5時のサイレンを合図にお願いごとをすることにした

しかし願いごとは叶う気配はないまま20年の月日が流れその友人とも滅多に合わなくなった
同窓会で久しぶりの再会、話の種があの噂の事になっていく
友人A「そういやさー俺ら何お願いしたんだっけ？」
友人B「スマブラで兄貴に勝ちたいとか考えてた気がするｗ」
友人A「あー俺お年玉20万とかかなあｗｗ」
私「自分はなんだったけなあ・・・」
友人B「お前はあれだよ『かすみちゃんと結婚する』んだよ」
友人B「でもかすみちゃんその年の一学期の終業式の帰りに交通事故にあってな・・・」
友人A「今頃生きてたら美人だったろうなあ・・・・・・」

その会もお開きになってなんとなく私は公園で涼むことにした
すると酔っ払った様子の若い女性が隣に座り込む
出会いとはわからないものでその娘と私はどんどん仲良くなった
そんなある日デートの最中に車からたまたまあの通学路を見ることに
ふとあの噂を思い出して物思いにふける私、次の瞬間右から突進してくるトラックが！

瀕死の状態で観たものは道端に置かれた「かすみちゃんやすらかに」というプレートと花束
そしてケラケラ笑いながら「これで結婚できるね」という恋人の姿だった

>>6
人間の数がコントロールされた時代
毎朝一回ボタンを押す人々
ボタンを押すと五億分の一の確率でしんでしまう
何も考えず押す人の中
一人いつ自分が死ぬか怯えながら押す人がいた
その人は死の恐怖をなくすため1日に何度も押すことを決意するが……

>>7
ゾンビウイルスによって人類の95%が死滅した世界
しかしゾンビは理性が効かず凶暴であるということを除けば生前と変わらぬ知性を持ち
屍ということを除けば生きた人間のように過ごすことができた
やがてゾンビの凶暴性を抑える薬が開発されると人々はゾンビと共生するようになる
だが新たな問題が発生する
腐敗するゾンビの体をどうするのかということと
やがて腐敗してただの屍となったゾンビが大量発生するであろう未来にどう対処するのか
この問題は「屍リサイクル問題」と呼ばれ世界中が頭を悩ませている
そこで世界の有識者を集め「屍リサイクル会議」が催されることとなった！
会議の行方はいかに！？

>>8
節約とリサイクルに、日々エコに勤しむ主婦の魂が
明治時代を生きる福沢諭吉のそれと入れ替わってしまった
さて「学問のすゝめ」の執筆は？エコ活動はいかに？

ってこれクドカンのパクリじゃん

>>9
ある私立学校の試験でのこと。
落第か進級かがかかった試験だが「解答用紙に何かを書くと失格です」と試験官が言った。
「誰も内容書かないじゃん」と学生たちは思った。
試験官はこう続けた。
「ですが、回答はしていただかないともちろん失格。」
途方に暮れるが、今までやってきたことを無駄にするわけにはいかないのでどうにか回答する方法を模索する。

>>10
頭にドリルがついてる男がいる
なんでドリルつけてるんですかって尋ねると
つけてるんじゃないつけてるんだと男が答える
え？っとなってしまったがそういうことらしい

終わり

>>11
転校続きで友達のいない私
同じくいじめられっ子で友達のいない同級生と図書委員を務めることになってしまった
誰もいない放課後の図書室で同級生はある提案をする
「友達にならない？友達の証に貸出カードかえっこしない？」
2つ返事でその約束に同意した私だったが
その日帰宅してから不思議な変化に気がついた
読んだ物が頭に全然入ってこない、その代わり全く見に覚えのない文章がすらすらと頭に浮かんでくる
次の日同級生にこのことを話すと彼女もそうな症状に見舞われたという
そしてあることがわかってしまった
片方が読んだ文章が片方の脳内で認識されてしまうということだ
この日からこの同級生と私の不思議な交流と二人三脚の日々が始まる・・・

>>12
市民から廃校に誰か住み着いてる
という通報をうけた警官は一人で廃校の巡回に向かう
そこで目にしたのは警官のいた小学校で行方不明になったはずの少女
学校から抜けられなくなった彼女を救うため協力する警官
だがその学校は新たな人がくるまで抜け出せない場所だった
少女は警官を騙していたことと彼への恋心を語り
自分自身が残ることを決意する
そして廃校から抜け出した警官
学校はその後取り壊されてしまう
警官が学校の跡地を通る度少女の声が聞こえる
その声は幻聴なのか それとも……

>>16
騒音に悩む学生がいた
そこにドア屋と名乗る中年男性が現れた
なんと騒音を気にならなくしてくれると言うのだ
そして学生は後悔した

>>17
SNSで知りあったユーザーたちとネット上で会話を交わして楽しんでいた主人公。
ある日彼らの会話の中で一人が、「実はこの会話はお前以外全てプログラムだ」とふざけて言った。最初は笑っていたが段々不安になってきた主人公は、疑心暗鬼に陥る。そして、プログラムではないか確かめるためにオフ会を提案して気づく。
プログラムは俺だった。
画面の中で、ある１人のAIが絶望した

>>18
物心ついた時に父から一冊の台本を渡される
「この通りに行動すれば何も困ることがない」
中学ぐらいまでは台本通り行動していたが
反抗期に台本と違う行動をとってしまう
その後は台本通り行動するがなんだか上手くいかない
子供が生まれると子供に自分と違う道を歩いてもらうために
台本作りにとりかかる
子供が台本以外の行動をとっても影から軌道修正をしていく
だが子供はどんどん違う行動をとっていき結果成功する
自分の台本通りにいかず嘆く主人公
完璧な台本を作ろうとするが気づいたときには
自分の台本を実行してくれる人はいなくて……

>>19
正体を詮索しないという契約でゴーストライターを依頼した相手が
本物のゴースト（幽霊）だった

っていうの思いついたけど、
「世にも」って単なる幽霊とは相性良くないんだよな

>>20
今年から秋休みがあるらしい
政府も思いきったことをしたものだ
娘は2週間の休みを喜んでいるが
あとで、宿題が多いと泣きわめくに決まってる
去年は梅雨休み 一昨年は雪休み なんて作られた
来年はイースター休みなんてできるらしい
しかし、休み過ぎではないか 1年のうち半分はもう休んでいる
やはり首相が新しくなったことが関係しているのだろう
首相がナマケモノになってからこうなったのだ
犬、猫、ライオン、象や兎が首相だった時も駄目だった
やはりどいつがやっても政治は良くならないようだ

>>21
ロボット人間一号は人間と全く同等の知能があり感情を有する史上初のロボットとして
ずっと博物館に閉じ込められていた
しかし時代がかわり大量生産されたロボットたちがクーデターを起こし国を乗っ取ったため
ロボット人間一号は晴れて自由の身となる
さらに時代は進みロボット技術の進化で人間と全く変わらないヒューマノイドが世のロボットの大半を占めるようになった
やがてロボットらしいメカニックな外観のロボットは滅多にみられなくなり
ロボット人間一号も人間らしい外観に改造してくれるよう周囲に懇願するようになる
しかしロボットの歴史において重要な資料であるロボット人間一号を改造することには
人間はおろか同じロボットたちも反対しており、ロボット人間一号の願いは虚しくも黙殺されてしまう
挙句ロボットたちがつくった歴史博物館へ展示されることまで決まってしまったロボット人間一号
もはや彼に感情らしい感情などないのであった

>>22
人気DJのかすみは自身の番組に届くメールのなかに
どう考えても彼女を盗撮していなければわからないであろう情報が書き込まれた物が紛れていることに気づく
不安になって探偵を雇うかすみだが盗聴器やカメラ、発信機の類を部屋からみつからないとのこと
正体不明の不気味なメールにひたすら怯えるかすみ
そんなときとあるネットの掲示板で
「かすみの番組はまるで見えるラジオだ」という意味深な書き込みをかすみは見つける・・・

>>23
相方に先立たれ悲しみにくれる漫才師
その漫才師は喪失感は紛らわせるように仕事に打ち込む
だがそんな彼の姿をネットで「あれ？ファッキンの竹田じゃないほう最近みなくね？」
と冷やかす者が現れだした
そんなネットでの書き込みをみているうちに相方はまだ死んでいない思い込むようになった竹田
ある日彼はネット掲示板にあるスレッドを立てる

タイトルは「ファッキンの竹田じゃないほうだけど質問ある？」

>>26
電器屋で見かけた不思議な機械
謳い文句は従来の二倍の濃度
目新しい物に目のない主人公は迷わず購入する
家に帰りパソコンに繋ぐと中から粉塵が飛び出て外へと広がっていく
パソコンに目を落とすとネットニュースの見出しには
「中国がPM2.5の処理に乗り出す」

>>28
「お隣、よろしいですか？」

電車でそう声をかけられた俺は内心（別に聞かなくても・・・）と思いながら「いいですよ」といった
次の日牛丼屋で昼食を食べていると背後から声が
「お隣、よろしいですか？」
昨日の男だった。偶然かもしれないと思いつつも気味が悪いと思う俺
その後も同じ調子で「お隣、よろしいですか？」と至る所に現れる謎の男
しまいには俺の務める会社の社員旅行で乗った飛行機の隣もコイツだった
そんな生活に嫌気がさしている俺は今度こそガツンといってやろうと自宅で決意する
するとちょうどよくインターホンを鳴らす例の男が
「お隣、よろしいですか？」
「よくねーよ」
「・・・じゃああなたのところでいいですね？」
「は？」
次の瞬間ドアを蹴破り突進してくる男の姿が、そして手には包丁が握られている
とにかく逃げようとする俺だが男にめった刺しにされて死んだ

>>30
飛び出す絵本の作家である女
ある日彼女は変な老婆に声をかけられる
「2.5次元の能力欲しくないかね？」
「うーん欲しいかもしれないなあ」と適当に話を合わしてそそくさと老婆を振り切る女
次の日女が手を掲げると飛び出す絵本を閉じるように目の前の風景がぺたんこになってしまった
「もしかして・・・っこれが２.５次元の能力！？」
2.5次元の力を使いやがて地球を支配した女
支配者となってちょうど一年が経ちパレードを開くことにした女
いざパレードの台車に乗り込んだ女、天候はこれ以上ないほど晴れ渡り日差しが強い
あまりの日差しの強さに手のひらをかざす女
すると太陽がぺたんこになってしまい銀河系が崩壊してしまった

>>32
瀬戸内海のある小さな島ではたった一つの商店が命綱
そのため店員は住人から神様と呼ばれ崇められていた
しかし本土のコンビニが島に出店することが決まる

>>37
猛勉強して東大に合格した！
と思ったら睡眠学習中の夢で、
睡眠学習とは猛勉強して受検するまでを寝ている間に何十回も繰り返すことだった

>>42
謎の生物エリンコ。
深海に棲息していると言われていたエリンコだが、とある山の中腹で目撃者が。
我々はこの生物を便宜上「陸エリンコ」と名付け、調査を開始した。

>>52
ブーイング部は誰かが幸せでいる瞬間を見つけると集団でブーイングを浴びせ、幸せをぶち壊す部活で、高校で一番人気がある。
一度ブーイング部の標的になると幸せを壊されるのはもちろん、ブーイング部以外の人間からもブーイングを浴びせ続けられる。
ある日、ブーイング部に所属している健太は元カノで同じ高校の真希が男を連れてデートをしているのを目撃。健太は部活の仲間を呼び寄せ、ブーイングを浴びせて別れさせることに成功する。
健太の目的は真希の幸せを壊すことではなく真希との復縁だった。別れてフリーになった真希にすぐに告白するがフラレてしまう。その次の日からブーイング部やブーイング部以外のターゲットになった真希には多くのブーイングが浴びせられ、真希は精神的に追い詰められていく。
真希の状態を見て健太はこのままブーイング部として自分が人の幸せを壊していくことに嫌気がさしていき、ブーイング部を退部する。
ブーイング部を退部した健太は自分のした罪の償いとして真希の側からブーイングを消す努力を始める。
そんな健太を見た真希は健太に惹かれていき、二人は付き合うことになる。度重なるブーイングにも耐え、初デートの日の夜に二人はベッドの中で口づけを交わす。
「ねぇ、今一番幸せ？」
「ああ」
真希の質問に答える健太、健太は今一番の幸せを感じていた。その時、部屋に入ってくる数々のブーイング部のメンバーと一斉に鳴り響くブーイング。そして、ブーイングの声の中には馴れ親しんだ声が混ざっている。
「ねぇ、知ってた？あたし、ブーイング部に入ったの。ブーイングから逃れるために。」

>>56
死刑廃止となった未来。
死刑に採用された生刑。
無期懲役となった罪人は、脳と心臓だけになっても
未来永劫生き続けなければならない

>>57
憧れの彼女の部屋が見たかった。悶々と日々を過ごすコミュ障の少年。
図書館で見つけた「幽体離脱レッスン」と言う本を、試して見る事にする。
どんどん上達し、とうとう彼女の家の前までやって来る事が出来た。
意を決して彼女の部屋へ行くと、彼女の隣には男が寝ていた

そして翌朝少年は、目を覚まさなかった。
彼女の隣で目を覚ました男の中へ離脱していたからだった

>>60
日本中を股にかける、ザ営業マン。急遽東京から北海道に行く事になったが、
どうしても今日中に着く事は出来ない。駅で絶望していると、怪しい駅員が声を
かけてきた「お客さん、裏ルートがありますが」「お金はかかりますけどね」

>>65
死神に余命30分を宣告されたおっさんが
最後に一番好きなものを食べようと思い
悩んだあげく一番食べていたカップ麺を選ぶ
買ってきてお湯を入れて時計を見ると余命3分
3分の間に色々なことを思い出し泣き
カップ麺を一口食べそのまま亡くなる

>>73
ある日突然「影」は意識を持った。人間の足元から離れて、自由に動き回る事が出来る。
ようやく自由を手にしたのだ！人間達の姿も見えない！
陽の光の下、自由を謳歌した「影」達は、独立宣言を果たす。


しかし、その時地球上に人間はいなかった。
核の光で、焼き付けられた「影」達だけの世界となっていたのだった

>>79
主人公の名はワタルという名前
ある日自分の才能に気づく
細胞をリセットする？

これがのちのスタップ細胞である

>>80
毎日乳搾り飽きたなとある日牧場主のオボカタは思った
乳搾りじゃなく乳を絞る人を雇えば飽きないんじゃないかと気づく
そこで募集を掛け一人の男がやってきた
男の名前は若山
ハゲてる
あ、じゃあ若山さん早速ですが業務を説明しますねーとオボカタ

これが後のスタップ細胞である

>>90
ある金持ちの息子には記憶する能力がなかった
その息子に思い出を移すバイトを紹介された主人公
最初は少しずつ移していたが「多めに移した」という記憶も移すことで大量の記憶を奪われていて、最終的に思い出をなくしてしまう

>>97
これホントにありそうだな

>>94
なんか一杯ハガキ出した結果マリーが人気投票で1位になった
しかしそれを憎んだ他のファンが自分の好きなキャラに大量投票する
そしてニセコイの人気投票が近づくとハガキが郵便局から姿を消すようになった

>>102
仕事屋さんに行くと、仕事が売っている。
その日の気分で仕事を選び、出来高で時給が決まり、一日の終わりに
働いた分のお金が貰える。
何をしたらいいのか夢の無い大学生は、夏休みを利用して、
仕事屋さんに通う事にした。

しかし選んだ仕事はブラック企業で、夏休みが終わっても、
会社から帰れない＝仕事屋さんに行けない＝仕事が終わらないの暗黒ループ

>>103
異次元特急への招待状。
5歳の息子が黒い服を着た知らない人から貰ったらしい。24時間だけ異次元という空間を楽しめるそうだ。そんな馬鹿馬鹿しいもの捨ててしまえと思ったが招待状を破ると使えるみたいだから興味本意で使ってみることにした。
使ってみると紫色の空間に電車が停まっていた。乗ってみて中を見ると誰もいない。しばらくするとアナウンスが流れてきた。
「この電車は異次元のさらに奥へと向かいます。途中下車は出来ません。まもなく発車します。」
ここで帰ろうかと思ったがドアが勝手に閉まったせいでそのまま電車に任せるしかなかった。
5分ほど電車に揺られていると、駅に着いたようだ。相変わらず紫色の空間で、無人で、掲示板のようなものがあるだけでかなり殺風景だ。
「ここはあなただけの空間です。あなたが望んだ物は何でも手に入ります。」
試しに俺が最近欲しかった車の名前を言ってみた。すると、何もなかった空間に突然車が現れた。どうやら本物のようだ。別の車の名前も言ってみる。やはり、車が現れる。なんて最高な空間なんだ。
俺はこの異次元という空間の中で女、物、酒、ありとあらゆる欲しい物を手に入れた。息子、妻、友人を呼び寄せ、24時間豪遊し遊び尽くした。
24時間後、現実世界に戻ってくると寂しい風景が広がっていた。俺は大切なものを全て失った。

>>104
俺は彼女がいない。顔もスタイルもいいし、勉強も出来るし運動だって得意だ。
何故女が寄って来ないのか分からない。女が寄ってきた時の為に、
女にどうすればいいのか、エア彼女を作って勉強する事にした。

一ヶ月頑張った頃、エア彼女が薄く見える様になってきた。
俺は更に努力した。

二ヶ月頑張った頃、話せる様になった。
俺は更に努力した。

三ヶ月頑張った頃、彼女が更にリアルになり、触れられそうな位になった。
彼女は言った「あの・・・わきが、治した方がいいと思う」
俺は彼女を殺した。

>>115
古今東西、世界に現れたスターの細胞を研究していた博士は、
共通した細胞がスターの身体にあった事を発見した。
カリスマ細胞、スター細胞と呼ばれたそれは、人を引き付ける要素があり、
また持っている才能を激しく開花させる事が出来る。
博士の助手はスターに憧れ、その細胞を自らに注入。

待っていたのは、過労死しそうなスケジュールや、
狂人の様なファン達。才能を開花させると言う事だったが、
自らには利かない様で、自分のジャイアンリサイタルが
東京ドームで行われる事で、助手の精神は崩壊し、
交通事故で死ぬ。そして、人々は助手の死をこう悼む
「まるでジェームスディーンの様だ」と

>>124
波打ち際でいじめられている亀を助けた主人公は、
亀に連れられ海の底へ。そこには、純日本風の小さい一軒家が。
無口なおじいちゃんと、優しそうなおばあちゃんに迎えられ、
孫の様に歓待される。のんびりと日々を過ごしていると、
亀が一人の女を連れて迎えにやってきた。
「では交代でーす。お爺ちゃんお婆ちゃんお疲れ様でしたー」

>>128
主人公以外はみんなずんどこぶろんとを知ってる
主人公は知りたがるが周りの皆は様々なことを言う
ずんどこぶろんととはなんなのかと主人公は悩み続ける

>>137
小さい頃転校して以来、行ってなかった街に仕事で行く事になった。
駅前の商店街は変わらず賑やかだ。
ラーメン屋、八百屋、魚屋、肉屋、そして子供だった自分が一番好きだったのが、
駄菓子屋。もう無いかもしれないと行ってみると、駄菓子屋は変わらずそこにあった。
しかも、おばちゃんまでそのままだった。もうあれから20年は経っている。
そんな訳無い。恐る恐る意を決して声をかけると、おばちゃんの娘だと言う。
ほっとして、帰宅の途に着き、帰りの電車でふと思い出す

駄菓子屋で肥後の守で竹とんぼを作っていて、勢い余って
おばちゃんの肘を切ってしまった事があった。
おばちゃんの肘には、大きく白い、細長い傷が出来た。
どうしておばちゃんの娘の肘にも、白く細い傷跡があるんだろう？

>>141
「私、人見知りなんです」そう言う同僚の女は、いつも前髪で
目を隠す様にしていた。縁の黒い大きな眼鏡までかけて、
決して人と目を合わせようとしない。しかし主人公は見てしまう。
風で舞い上がった前髪、埃が目に入ったと眼鏡を外し目を擦る女は、
相当な美人だった。
それから主人公は、女を目で追う様になる。
そして気づく。女の目を見た上司や、配送業者や、保険のおばちゃんが、
どんどん女を気味悪そうに遠ざけている。
真実を知ろうと立ち回る主人公。

女の目を見ると、自分の余命が見えるのだった
「私「人見死り」なんです」

>>148
彼女は、ド田舎で山に囲まれたこの高校に、白馬で通っている。
そもそもこの高校の山も、彼女の父親の持ち物であり
山を回りこみアスファルトで舗装された道を使うと
通学が格段に大変になるという事で、彼女は馬で山道を登って通っている。

彼女に恋した男は、彼女を得る為にまず戦わなくてはならないのだ。
その、白馬と。
そして決戦がはじまる―――――

>>153
就職に失敗し、彼女に振られ、人生どん底の主人公が自殺を考え樹海ヘ行くと
そこには、過去の自分に3分だけ電話することができるが、通話が終わるとはげてしまうという
はげ電話ボックスがあった。
髪の毛くらいくれてやる、と思った主人公は過去の自分に電話し、人生をやり直すための助言をした。

数年後…営業マンとして働く主人公は取引先に頭髪を馬鹿にされ、家へ帰ると豚のような妻。
主人公は、こんな頭じゃ死んだほうがましだと樹海へと出掛ける。

>>166
12月22日の夜11時59分。一分後、何事も無く12月23日になった。
12月23日の夜11時59分。一分後、世界中のコンピュータは一斉に
12月22日の夜0時00分を指し示した。

金融や証券、株式市場が大混乱した。
また、22日雨だった地域は、23日を過ぎ、22日に戻ると雨になる。
この事実に、農業分野でもパニックが起こった。
そして、この時人類はまだ気づいていなかった。
ループした日々は、季節をも変えず、人類は緩やかに滅亡していくしか無い事に。

これは、神がある願いを聞き入れた結果だった。
「クリスマスなんていらない」

>>169
その学校の最寄り駅のコインロッカーには、学校の七不思議に
数えられている都市伝説があった。
コインロッカーを開けると、小さなオッサンが、卓袱台で茶を飲みながら
TVを見ていると言うのだ。
蓋を閉めてしまえば、次にあけた時には居なくなっているが、
そのオッサンに「コインロッカーさん」と呼びかけて会話をすると、
オッサンに殺されてしまうと言う。

そしてある日主人公がコインロッカーを開けると―――――

>>175
「ねぇねぇ知ってる？運命の赤い糸は、運命の人と繋がってるって。
青い糸もあるんだよ。青い糸はね、自分が殺しちゃうかもしれない人だって。
黒い糸もあってね、黒い糸はね、自分を殺しに来る人なんだって。」

赤い糸が見えて有頂天になっていた主人公が、
赤い糸を追って、どんどんと進んで渋谷のスクランブル交差点までいくと、
自分が黒い糸でがんじがらめになっている事に気づく。
恐怖のあまり立ち竦んだその瞬間、暴走車が突っ込んで来て、
逃げ出した周囲の人達に踏み潰されてしまった。

>>177
俺が会社から疲れて帰ると「母より。」と書かれた手紙の入った荷物が届いていた。
米や野菜、レトルトなど、母からの差し入れはいつもと変わらない。
次の日にもやはり荷物が届いている。電話をしてみると、母は荷物は送って
いないという。誰かと間違えたのだろうか。しかし住所も名前も、俺宛だ。
でも考えてみれば、母と筆跡が違う気がする。
そこで、隣近所に聞いてみようと思った。右隣は、割と可愛い女の子なので
ちょっと楽しみにして尋ねてみる。しかしやはり知らないと言う。
ただ、母から送ってきた差し入れが食べきれないからと、おすそ分けを貰った。
そうして、俺と彼女は付き合いはじめた。

時は流れて結婚が決まり、彼女の両親に挨拶に行った。
俺は全く覚えてないのだが、彼女の母親は、彼女の部屋に来た時に、
俺を見かけたらしい。やっぱり運命なんだなと思った。
ふと、電話脇のメモ用紙を見ると、彼女の母親が書いたと思しきメモ書き。
「苺」とだけ書いてあったのだが、筆跡に見覚えがあった。その「母」の字に。

>>182
問題、私は何故あなたと結婚したのでしょうか？
朝目覚めると隣で妻が出題して来た。
それを口にした時から毎朝彼女はなぞなぞを出題して来るようになる。少しづつ自分との過去の接点に青ざめて行く。
答えは、復讐。

>>193
メリーさんの電話の都市伝説を友人から聞いた私。
始めて聞いて内心恐怖してしまったが、所詮は都市伝説と気にしないことにした。

しかしその夜、親が出張により家で1人で過ごしていた私のスマホへメリーさんを名乗るLINEがきた。
都市伝説では家まで来るとのことだったので、たまらず私は家から飛び出して友人の家に逃げ込むことに。
しかし友人の家がどこか知らなかった私は、LINEで何度も自分の居場所を伝えながら友人の家へ行こうとする。